2009年01月11日

寒中お見舞い申し上げます

今年も宜しくお願いします。

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posted by テイト at 09:35| Comment(8) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月18日

愛と青春の宝塚

「明日も寒いらしいですよ」
そんな会話をしている間に、タクシーはキャパシティー約2000の鹿児島市民文化ホールの車寄せに滑り込んだ。
凍てつく空に一番星が瞬き始めた頃だ。

今宵(1月15日)の鹿児島市民文化ホールのプログラムは、フジテレビ制作、KTS鹿児島テレビが主催するミュージカル『愛と青春の宝塚』である。

滅多に商業演劇を見られぬこともあり、演劇の本当の華やかさを知る鹿児島の人は少ない。一部だが後方に空席があったのを忸怩たる思いで振り返った。
それに、鹿児島に限らぬが、夫婦で演劇を楽しむ習慣があっても良いのにと、男性客の少なさは、いつもながら嘆かわしい。

ところで、タカラジェンヌは文字通り演劇界の宝であり、私が末席を汚している演劇界は、宝塚出身の女優をもっと大事にするべきだというのが持論だ。

厳しい歌や踊り、そして演技教育を受けた宝塚歌劇団のアーティストの中でも特に『華』のある女優が、更に運に恵まれてトップスターとなり、人気と実力を温存したまま引退し、一般的な芸能界に活動の場を移してゆくのが、近年の習いである。

ところが、彼女たちの、地声でも大劇場の最後列まで通る美声も、宝の持ち腐れになることが少なくない。
宝塚を離れると、マイクを通さなければ何を言っているのかわからないアイドルタレントと呼ばれる人種と、同じ舞台に立つ機会が増えるからだ。

さて、鹿児島公演のメインキャストは、彼女が二番手だった頃から贔屓にしている紫吹淳、そして、貴城けい、大鳥れい、紫城るいである。(敬称略)
詳細は『愛と青春の宝塚』公式ホームページに譲るが、恋する女性の愛らしさとを見事に演じ分けた、男性トップスター役の紫吹淳を筆頭に、まずは彼女たちの好演と、シンプルに美しい舞台姿、そして熟練のダンスに拍手を送りたい。

そして、助演賞(演技や演出を大いに助けた)は、原田保さんの照明だろう。
20年前に蜷川幸雄さんの舞台でお世話になったこの照明家は、新技術の習得と、時に演出家を凌駕してしまう感性の錬磨を継続しておられるようで、パリ時代を含め、私が拝見してきた近年のパフォーミングアーツでは、最高の光を舞台に注いでいた。

女性心理を巧みに描く大石静さんの脚本は、第二次世界大戦という不幸な歴史に無駄な評価を与えておらず、生と死を描きながらも軽快であった。
小劇場出身らしく細部まで行き届いた鈴木裕美さんの丁寧な演出は、女性が主人公のドラマだけに、より一層効果的で、メリハリに苦心されただろう3時間もの長丁場は、その甲斐あって飽きることはなかった。
宝塚劇場の象徴である大階段が、長閑な河原に変わるセットや、愛を囁き合う夜のシーンの星球(星に模した電球)も見ものである。

この後、熊本、宮崎、佐賀と九州を巡回するようだが、熱い鹿児島の観客の前での芝居は、俳優たちも心地よかったことだろうと、自分の俳優時代を思い出しながら、会場を後にした。

空腹のまま自宅に着いたのは、夜10時を過ぎていた。
ミュージカルのナンバーに『すきやき』の曲があったせいで、すき焼きを食べたかったのだが、水を飲んで我慢した。
水は空腹感を治めたが、高揚感は抑え切れなかった。
そこで、芋の香りのする水を温めた。


posted by テイト at 10:31| Comment(4) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月19日

朗読講座のお知らせ

朗読講座のお知らせ

鹿児島市で朗読講座を行います。(他所の方、ごめんなさい。)
本格的な朗読劇のみならず、慰問での朗読、お子様への読み聞かせを含め、朗読は小さな演劇です。
豊かな感情表現は、生活も豊かにします。
楽しい講座です。是非、お越し下さい。

お申し込みはhiroyuki_tateyama@mac.comへ。

主催:ワーク・ライフ・バランスかごしま

日時:1月27日(火)午前10時〜12時
会場:全労済ぐりんぼう鹿児島4階 中会議室
   鹿児島市城南町7-28(駐車場あり)

参加費:2000円(資料代/お茶・お菓子代込み)


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posted by テイト at 10:18| Comment(6) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月25日

演技・演出講座…1

昨年の様子を誌したのが、ついこの間のことのようである。
http://blogs.dion.ne.jp/tateyama/archives/6704282.html

今年度も鹿児島県文化振興財団(宝山ホール)主催の『演技・演出講座』が、鹿児島にしては寒さ厳しい今月10日、11日、12日の3日間、宝山ホールで開催された。
ちなみに、正式名称は『〜平成22年度「県民による創作演劇」公演に向けて〜「演技・演出講座2」』。
つまり、鹿児島県文化振興財団では、来年度、県民による創作演劇を予定しているのだ。
その原作選考が、講座の前日の1月9日に行われたが、審査員をお願いした作曲家の吉俣良さんのブログに、その模様が掲載されているので参照賜りたい。
http://yoshimata.at.webry.info/200901/article_10.html

さて、テレビドラマの大御所演出家で、高校の先輩でもある元TBSの大山勝美さんが指導にお越しになられた昨年の第一回であったが、今年はご都合がつかず、私が主任講師という大役をお引き受けすることとなった。

アシスタントには昨年公開の映画『チェスト』での好演が印象的だった女優で、鹿児島バレエ界の草分け、『白鳥バレエ』のプリマバレリーナでもある野村五十鈴さんを起用。
また、丁寧な仕事が頼もしい鹿児島県文化振興財団の皆様とも入念な打ち合わせを済ませての万全の体制で、受講生をお迎えした。

昨年は広い告知が奏功し、70人を超える受講生にご参集いただいたが、そのため一人当たりの指導時間が短くなってしまった。
その反省もあり、今年は定員40名での開催である。
posted by テイト at 10:46| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

演技・演出講座…2(初日)

自分の名前を記したホワイトボードを背に、知った顔も点在する受講生を見渡す宝山ホール会議室、窓外には雪の桜島だ。
オペラ座やアヴィニョン演劇祭など、当地の演劇事情について取材した3年前のフランス滞在時も、演劇は圧倒的に女性のものであるとの印象を持ったが、今回の受講者も8割が女性である。

「こんにちは」
第一声は鹿児島弁だ。マイクを使用しないのは我が矜持である。
ほとんどの鹿児島人は気が付いていないが、鹿児島弁はアクセントやイントネーションのみならず、助詞、つまり『てにをは』も、標準語とは微妙に異なる。
それ故、簡単なご挨拶でも、鹿児島弁でお話し差し上げた方が、鹿児島の人々の心に届きやすいことは、帰郷しての2年で学習済みだ。
しかし、受講生に俳優として標準語で台詞を云っていただく手前、講義も標準語にならざるを得ない。
自己紹介の後、標準語に切り替えると、皆さんが私の言葉を何となく翻訳している様子がその表情から窺えた。

さて、講義最終日の3日目、実際に舞台に立つことになる受講生には、宝山ホールの間口20メートル、奥行き13.5メートルの舞台上から、1500人を収容する客席の隅々まで届く『声』が必要である。
付け焼き刃ではあるが、まずは発声や話し方についての講義を1時間ほど行った。
posted by テイト at 16:32| Comment(2) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月26日

演技・演出講座…3

また、「俳優は運動神経」が、我が持論。
休憩をはさみ、身体を動かす時間を設ける。
野村五十鈴さんのバレエ式ストレッチは、俳優向きに簡略化されながらも、的確で効果覿面。
腰痛が治ったという受講生もいた程で、好評だった。

そして、心身ともにリラックスいただいたところで、受講生の自己紹介。
鹿児島に暮らして気がついたのだが、鹿児島の人は存外おしゃべりだ。
表現の場に飢えていらっしゃることもあるだろう。
皆さん、立て板に水の如く、ユーモアを交えながら流暢にお話しなさる。
昨年の講座が楽しかったので、今年も受講したという方が多かったことは素直に嬉しい。
時勢だろうか、声優志望が多かったのは高校生だ。
声優も俳優の勉強が不可欠と口を揃える。

最終日に舞台で発表頂く作品は、受講生に膾炙していることや、女性が多いことから、『篤姫』に極めた。
テレビの最終回の3シーンほどを抜粋し、その本読みに1時間ほどを要したところで午後5時となり、初日の講座はお開きである。

その後、鹿児島県文化振興財団のスタッフにもお残り頂き、シーンごとのキャスティングを行う。
帰宅は午後9時を過ぎていた。
posted by テイト at 00:14| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月29日

萌し

曇天ながら気温20℃。借景とする隣家の大島紬商の庭は、時折の軽雨に緑黒々としている。それに比して、我が家の庭木は葉を落とした紅葉に、芽吹く前のマグノリアといかにも寒々しい。
それでも、休む枝はないかと飛び移るメジロやジョウビタキの出入りを窓外に眺めるのは、心潤うひと時だ。
垣根の山茶花も終わりに近い。
今年は春が早いかもしれぬ。
仕事や私事に追われながらも、四季に敏なる有り難き日々である。

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posted by テイト at 16:34| Comment(4) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月31日

100歳

太宰治が中島敦と同い年であることは知っていたが、松本清張もそうであることに気がついた。
いずれも、伊藤博文が暴漢に暗殺された1909年に生まれ、没後100年である。
posted by テイト at 22:05| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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