2009年04月03日

フランスの税制・教育

フランスの税制や教育について述べる機会がありましたので転載いたします。

日本の消費税に当たるフランスの付加価値税は19.6パーセント、ほぼ20パーセントと高率です。ただし、食料品や医薬品、そしてここがフランスらしいのですが、芸術作品などについては5.5パーセントと大幅に軽減されています。
それでも日本より高いわけです。

かように税金が高い分、福祉の充実は自慢で、ルーヴルだろうとオルセーだろうと子供の文化施設への入場は、原則無料です。それどころか大学までの学費も無料なのです。

パリのような大都市ではほとんどの家庭が共働きですが、ベビーシッターへの補助もあります。
また、子供一人につき、母親は2年間の年金支払い免除の制度があり、それやこれやで早くにリタイヤする人が多く、だからパリではぷらぷらしている初老の人をよく見かけるのです。
つまり、60歳で年金を受給する予定の人に子供が5人いれば、10年間の支払い免除となり、50歳から年金生活に入れると言う仕組み。日本人の感覚では働き盛りなのにもったいない感じがしますが、悠々自適が彼等の理想ですから、仕事から早く解放されるということはステイタスでもあるのです。

ついでに、フランスにはテレビを所持している全所帯に納付義務のあるテレビ税というのがあります。徴収された税はフランス政府出資の株式会社が五つの放送局に分配していますので、実質、五つの国営放送が存在することになります。(民放は1局)
それ故、フランス版『ミリオネア』を週3回も再放送したり、ゴールデンタイムはアメリカのドラマを流したりと、フランスの放送は、日本やアメリカ、イギリスほど発達していません。

さて、大学も大学入学資格(バカロレア)試験に合格すれば誰でも入学出来ます。登録料が必要なだけで授業料は無料。フランス人の6割がこの資格を持っていると言われ、即ちフランスの大学進学希望者ほぼ全員の大学進学が保証されているわけです。

ソルボンヌ大学もかような制度下にありますので、五月革命以降(この40年以内)の入学者は、かつてのような成績優秀者ではなく『ソルボンヌ地区に校舎のある学部(パリ13大学)』へ入学した者と言うのが実情です。

どの国も一長一短ですが、先進主要国で唯一出生率が上がっていることから、フランスの子育て支援は奏効していると言えるかもしれません。
ただし、増えているのは移民の子弟ばかりで、国民全体が諸手を上げて喜んでいるとは限らないようです。

*関連写真は下記でご覧下さい。
http://sitetate.exblog.jp/9547257/



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2009年04月05日

演劇ノート2009年4月5日

「手本を見せて下さい」
演技指導中、そう宣う役者がいるが、これは向上心と矜持に欠ける言動だ。
演じてみせるのは簡単だが、私が演じてしまうと、私の発想や演技の傾向に影響され、その役者の持ち味が薄れてしまい本末転倒である。
だから、基本的に演じての指導はせず、自分で考えろと差し戻す。

芸術に大切なのは独創性である。
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2009年04月06日

花守

4月4日は降水確率80%だからと、幹事が早々に屋内での開催を決めてしまったのは、3年前、帰国したばかりの私の発案で始まった高校の同級生同士の花見である。
同級生のほとんどが確率論を重んじる理論派であることと、花より団子ならぬ花より焼酎といった面々が多いこともあり、特に異論はなかったようだが、花がなければいつもの飲み会だし、実際野暮用もあり私は参加を見合わせた。

そして4月4日、花はなくとも交誼を深めた同級生諸氏の酒席も盛会で何よりであったが、確率はあくまで確率である。泣くなと習った武士の子供のように、日中は曇天ながらも空が我慢してくれたので、私も今春最後かも知れぬ桜を愛でることが出来た。

その日の空は石を孕んだように重く悲劇的な色をしていたが、本来、死の香を漂わす桜にはそれも相応しい。
しかし、鹿児島の公園の桜はそのほとんどが少年である。メジロやうぐいすが渡り合う高枝は無邪気な表情で、大きな制服に身を包んだ入学式の中学生のような、背伸びを隠せぬ幼さがある。
人が狭斜を知らぬ好人物に物足りなさを感じるように、鹿児島の若木は東京の桜の老木のような幽玄さに欠ける。鴉も留まれない細枝ばかりでは、熟練していない劇団の芝居のように、同級生たちを表へ引っ張り出す力はない。

それでも、私は桜を見た。散る花の下、馴染みの顔より刹那の花を選べる感性に少し満足した。

*写真は下記で。
http://sitetate.exblog.jp/9560152/
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2009年04月09日

桜島爆発・降灰

街が静まり返った。
いつの間にか、雪が降り出した時のように。

そして、悪魔がマントを翻したように、全てが黒い影に覆われる。
立ちこめる硫黄の匂いと、庭木の葉を叩くサラサラサラという音で、桜島の火山灰が鹿児島市を襲撃していることがわかる。

噴煙は太陽を隠し、街を暗灰色に染めた。

http://sitetate.exblog.jp/9575289/

posted by テイト at 20:13| Comment(4) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月10日

一夜明け

窓を開ければ潮風が心地よい我が家だが、今朝はまだ硫黄の匂いが残る。
玄関に、庭木に、往来に、ホースの先端をつぶし水を撒く。

軒から白壁に黒い水が滴り落ちる。
ヴィスコンティの映画『ベニスに死す』のダーク・ボガードを思い出す。

灰を抱えていたマグノリアの若葉が水滴をはじく。重い荷物を下ろして安堵しているようである。
電柱の陰で目を伏せる猫に「結構毛だらけ、猫灰だらけ」なんて、啖呵を思い出す。

いつものように鳥が啼き、子供たちはマスクを着用しての登校であるが、全てガラス戸越しの光景だ。
灰が吹き込むと、部屋がザクザクになるからである。

*写真は下記ブログで。
http://sitetate.exblog.jp/9578090/

posted by テイト at 09:59| Comment(4) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月11日

青春というおもちゃ箱

 『Billy Elliot(邦題リトル・ダンサー)』は、男の仕事ではないとの父親の反対を押し切ってバレエ・ダンサーを目指す、1980年代の炭鉱労働者の家庭に生まれたある少年(Billy Elliot)の成長を描いた2000年公開のイギリス映画である。
 成人したBillyをロイヤル・バレエ団のプリンシパルだったアダム・クーパーが演じ、実在するマシュー・ボーン演出の『白鳥の湖』の主演を勝ち取ったとする幕切れの、バレエ・ファンへのサプライズが感動的な、演劇的ユーモアに富み、切なく、哀愁漂う、しかし勇気を与えられる秀作だ。
 母親の死が、Billyにバレエへの道を決定付けるのだが、同様に演劇を選択した自らの青春をつい重ねてしまう我が心の名画でもある。

 その後、ミュージカル化された『Billy Elliot』を、2005年にロンドンのヴィクトリア・パレス・シアターで観た私は、周囲に知己のいないのをいいことに隠すことなく歔欷した。

 ミュージカル版の音楽はエルトン・ジョンさんだが、映画のサウンドトラックは、T.Rex、The Jamといった、グラム・ロックやパンク・ロックの名曲が目白押しだ。
 ところで、パンク・ロックはグラム・ロックを父に、ニューヨークのアンダーグラウンドを母にロンドンで生まれ、ファッションや思想にまで影響を及ぼした、衝動的でアバンギャルドな激烈なる音楽で、私はその信奉者である。

 枕が長くなったが、振り返ると俳優時代(即ち20歳代)の私は、青春が人生の全てであると錯覚していた。俳優なら物わかりの良いお父さんを演じる時期も来るだろうに想像だにしなかったのは、明日、生きている証はないとの思いが強く、老成という概念が生じる隙が皆無だったからである。

 俳優時代は刹那的で無軌道で、それ故の不安に常に苛まれ、獲物の獲れぬ狼のような毎日で、かといってそれに屈し、真面目に就職をなどと考えることはありえなかった。むしろ左様な不器用さを我が生き様と開き直り、それはパンク・ロッカーの単純で屈折した感性に等しかった。

 今、青春というおもちゃ箱を覗くと、勇ましい意匠だが厚紙に過ぎないメンコのような虚栄心や、宝石のつもりで大事にしていた3色のビー玉の如き自尊心が、捨てられずに転がっているのが見える。
 
 歳を重ね、演出家に転じ、無軌道は封印されたが、パンクの精神は未だ心に灯したままであり、それは我が矜持でありエスプリである。

*写真は下記ブログで。
http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10240620123.html

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2009年04月14日

パリの街角

ややこしいのだが、パリは県であり市である。
だから、市議会や県議会という呼称はなく、存在するのはパリ議会(conseil de Paris)で1969年以降の政治制度である。
警察組織は、パリ市警とは別にパリ警視庁があり、更にフランス警察もあるので複雑だ。インラインスケートで街を駆け抜ける水色のポロシャツの警官もいれば、観光地では騎馬警官がスリや引ったくりに目を光らせている。制服でどの組織の警官かを見分けられればパリ通だ。

さて、これは2006年に撮影したパリ警視庁前の交差点の写真だ。
信号機が支柱からはずれ、逆さにぶら下がったまましばらく放置されていた。
気になっていたが、Googleマップのストリートビューで確認すると、既に修理されている。
フランス人もそこまで暢気ではなかった。
posted by テイト at 10:37| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月15日

かごしま大声コンテスト2009

鹿児島の皆さ〜ん、今年も大声コンテストを開催しますよぉ!
西郷さんの前で、桜島に向かって夢を叫びましょう。

日時:4月26日(日)午前9時〜
会場:南洲公園(西郷隆盛のお墓のある南洲神社敷地内)
鹿児島市上竜尾町2-1

ホームページもあるよ。
http://kagoshima-oogoe.com/

豪華賞品を用意してます。
遊びに来てね!

posted by テイト at 11:33| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月18日

ユゴー広場

 やたらと日本の歴史や文化に詳しい外国人がいるものだが、私も何でそんなことを知っているんだと、フランス人に言わしめたことがある。
 披瀝したのはモンパルナス墓地よりヴォージュラ墓地が古いという、フランスの文豪ヴィクトル・ユゴーの『レ・ミゼラブル』で得た、衒気に逸る外国人(つまり私)が喜びそうな、然し誰の特にもならぬ雑知識だ。

 ミュージカルや『ああ無情』という名の児童書で日本でも膾炙する『レ・ミゼラブル』の原作には、19世紀のフランスの風土、当時のパリの地勢、そして政治家でもあったユゴーの視座による政治状況が備さに描かれている。
 パリ在住時は、『レ・ミゼラブル』の悲恋や争乱、逃走の舞台となったパリの広場や裏通りを、プラン・ド・パリ(パリの地図)を座右に読み進めるのを一興とし、また実際に訪ねてみたりもした。だが、ユゴーが編んだパリは、その後のパリ改造で大きく変わっている。
 
 そんなある日、セーヌを挟みエッフェル塔を正面に臨むシャイヨー宮からの帰路、あてもなく北上すると、辿り着いたのがヴィクトル・ユゴー広場である。そのユゴー広場から北東に伸びるヴィクトル・ユゴー通りへ入ると、正面に凱旋門が峙つ。パリらしい風景は途切れることがなかった。

*写真は下記ブログで。
http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10244744004.html

posted by テイト at 16:27| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月19日

春・指宿白水館にて

指宿で味わう春・・・。

*容量の関係で、ここへは写真をアップロード出来ません。
下記ブログへ移動下さい。
http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10245175932.html
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2009年04月20日

惜春

春の雨は土を耕し庭木を染める。
海に近い我が家を山里の気分に換えたのは、鼻腔に沁みるひんやりとした夜の空気である。
軒を流れ、躑躅の枯れ花を打ち、白木蓮の新緑を洗う雨音が奏でるのは、サティのグノシェンヌだ。
春の雨は悲しみを伴わぬ。
ただ、切ないだけである。

*写真は下記へ移動してご覧下さい。
http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10246196693.html
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2009年04月21日

アメーバ・ピグについて・・・

アメーバ・ブログをご一読下さい。
http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10246346656.html
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2009年04月23日

Le Mont Saint Michel 1

モン・サン・ミッシェルの写真を掲載しました。
下記ブログへ移動願います。

http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10247720432.html
http://sitetate.exblog.jp/9635764/
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2009年04月24日

Le Mont Saint Michel 2

モン・サン・ミッシェルも荒くれのノルマンディーの街らしく、いくつかの戦火をくぐり抜けてきた。だから、モンは修道院であると同時に堅牢な城壁を鎧とする要塞でもある。

城壁には門がある。辿り着いた多くの巡礼が安堵し、かつて兵士が駆け抜けたグランド・リュー通り(La Grande Rue)に入るには、アヴァンセ、ブールヴァール、ロワの3つの門をくぐらなければならない。

グランド(大きい)という割には細いグランド・リュー通りに入ると、赤い看板が目に飛び込む。 プーラールおばさんのオムレツで有名な『ラ・メール・プーラール(La Mère Poulard)』だ。
日本でも買える赤い箱のビスケットはおいしいが、名物に美味いもの無しと覚えておけば良い。


写真は下記ブログで・・・。
http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10248320258.html
http://sitetate.exblog.jp/9640046/
posted by テイト at 17:20| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月29日

タクシー…1

家を出てすぐの、電車通りと平行する市道にタクシーが流れてきたのは、ゴールデンウイークにしては肌寒かった中学の同窓会の夜である。
時間に余裕があったのでバスに乗るつもりだったが、この辺では見慣れぬ緑の車体のそのタクシーを拾うことにした。

「*天文館の*地蔵角へ」
行き先を告げると、それには応えず運転手が言った。
「メーターはまだ上げんで、こん先ん鶏屋に寄らしてもらえんどかい」
(メーターはまだ上げませんから、この先の鶏屋に寄らせてもらえないだろうか)
「ああどうぞ、構いませんよ」
信号を渡った総合病院の前に、焼き鳥屋が併設された鶏専門の肉屋があることを私も知っている。
運転手は、
「*鳥刺しを・・・」
と言うや口ごもり、アクセルを踏んだ。
短く刈ったごま塩頭、細い目に銀縁眼鏡、四角い顔の50代半ばの男だ。無表情で前方を見据えているのが、ルームミラーに映る。

店は通りの右側にあるのだが、信号を超えると運転手はそのまま右折し、つまり、車は対向車線を塞ぐように斜めに店先へ着けられた。鶏肉屋は深夜のキッチンで冷蔵庫を開けた時のように蛍光灯が煌煌と灯っている。運転手は小銭入れらしきズタ袋を掴んでそそくさと降りたった。それにしても迷惑な駐車だ。

陰になっているがガラスケースを指差し、鶏の刺身を包んでもらっているようだ。
然し、支払いの小銭が足りなかったようで矢庭に戻ってくるや車内の釣り銭箱から2、300円つまむと再び店頭へ小走りした。

*天文館…鹿児島市の繁華街。江戸時代に天文観測所があったことがその由来。
*地蔵角…天文館の飲食店が並ぶ一画。
*鳥刺し…鶏の刺身。肉、皮、心臓、砂肝なども刺身でいただく。鹿児島のおいしいものの一つ。
posted by テイト at 07:42| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシー…2

夕食時だから奥さんに頼まれたのか、それとも一人の晩酌用だろうか、とにかくビニールに突っ込んだだけの白い紙包みを赤子のように助手席へ寝かせると、再び車を走らせる。

「地蔵角?」
と、ルームミラー越しに、行き先を聞き直してきた。
「はい、地蔵角です」
200メートルほど進んだが、メーターはそのままである。
「メーターを倒して下さい」
「あ、もう倒して良か?」
「はい、いいですよ」
「・・・・」

車が*甲突川を渡る頃だから、会話が途切れて2、3分後である。
「飲ん方?」(飲み会?)
と、突然尋ねる運転手。
「はい、同窓会です」
「・・・・」
運転手は、再度黙した。

が、川を渡り終えると再び口を開く。
「おなごんしも来やっと?」(女性も来るんですか?)
「そうですね。女性の方が多いかもしれません」
「・・・・」

*甲突川…鹿児島市の中心部を北西から南東にかけて流れる河川。
posted by テイト at 19:31| Comment(2) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月30日

タクシー…3

何故、かような質問するのか計りかねたが、どうもこの運転手はコミュニケーション障害があるようで、目的の地蔵角に到着するまで、同様の問答が繰り返された。
おそらく、客に叱られること度々であろう。何しろ質問はするが返事をしないのだから。

だが、この運転手、野良猫のように道に詳しい。
裏道を面白いようにすり抜けて、鶏肉屋へ寄ったロスタイムを相殺し、否、むしろそれより早く地蔵角周辺へ辿り着いた。

「店はどこい?」(店はどこ)
「Mという焼肉屋です」
「そいならここじゃ」(それならここです)

代金を払い、すでに千鳥足の人が目につく往来へ降り立つ。
ネオンが反射する車窓越しに何度もお辞儀をしている件の運転手。

さて、鳥刺しで一杯やったのは、それから三日後のこと。
タクシードライバーは美味いものを知っている。
posted by テイト at 06:50| Comment(2) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スターバックスにて

2008年に全面禁煙となったが、我が滞在時2006年のパリはまだカフェで喫煙出来たので、禁煙のここは煙害難民で大盛況だった。
こことはアメリカのコーヒー・チェーン店スターバックスで、オペラ・ガルニエがその正面に華々しく鎮座するオペラ通りに面したカフェが、ある日スターバックスに変わっているのに気付いた時、マイク・マイヤーズの大ヒット映画『オースティン・パワーズ』のワンシーン通り、スターバックスは本当に世界征服を企んでいると面白がったものだ。

煙草臭さを気にせずにすむので、鹿児島にも4店舗あるスターバックスの利用はままある。
ただし、エスプレッソ以外のコーヒーをいただくことは稀だ。
エスプレッソを注文すると、実際のデミカップでこの位だと分量を示し、エスプレッソは大変少量のコーヒーだとの説明を店員が始めるのが常套である。
おそらく、エスプレッソの何たるかを知らず、「こげんちっとや」(こんなに少しか)と、驚いたり、中には怒りだす人もいるのだろうと想像するに難くない。


話頭を変えるが、過日の『大声コンテスト』にて、出場した小学生女児に「韓流スターですか」と尋ねられたことを、午後、エスプレッソを啜りながら思い出した。
韓流スターが審査してくれたら良かったのにね。
子供は面白いことを言う。

posted by テイト at 22:28| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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