2009年07月01日

Pavane pour une Infante Defunte(亡き王女のためのパヴァーヌ)


2005年から2006年にかけての我がパリ時代については、このdionのブログに誌してあるので、例えば2006年4月のページなどを参照いただければと思う。

そのパリでは、ブログでも度々紹介しているRadio Classiqueというクラシック専門のラジオを聴きながら原稿を書き送っていたのだが、やはり自国の、つまりラヴェルやドビュッシー、サティなどフランスの作曲家の音楽が流れることが多かった。
また、彼等の音楽はパリの石畳や南仏の青い空、ブルターニュの波飛沫、そして滔々たるセーヌの流れにマッチするので、今も強く印象に残っている。

先月末はラヴェルの『Le Menuet antique(古風なメヌエット)』をご紹介したが、今日、何気なくテレビを見ていると、やはりラヴェル作曲の『Pavane pour une Infante Defunte(亡き王女のためのパヴァーヌ)』が流れてきた。カルピスのCMである。
リコーダーでの素朴な演奏にお気づきの方も少なからずいらっしゃるのではと思う。

が、オリジナルを是非とも聴いていただきたくYouTubeの動画を引っ張ってきた。
指揮は小沢征爾さんだ。
この曲を聴くと、燕が飛び交う6月の、いつまでも暮れないパリのオレンジ色の夕景を思い出す。
ラヴェル24歳の作品である。


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2009年07月02日

平家物語をプロデュース

昨年、その素晴らしさについて寄稿したのは、高校の先輩の白鳥見なみさん率いる白鳥バレエの『ジゼル』のプログラムである。

鹿児島市からクラシック・バレエはもちろん、数々の創作バレエを送り出して60年の白鳥見なみさんが、もうステージに上がらないとおっしゃったのには驚いた。

今年11月21日と22日の両日、ファイナル・ステージとなる『平家物語』を予定しているというので、一肌脱ごうとプロデュースをお手伝いすることにした次第。

まずは情報発信ということで、ブログを開設したので、是非ともご贔屓賜りたい。
白鳥バレエ公式ブログ
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2009年07月03日

パリコレ


V&R.jpeg水道や電気同様、芸術も広く人々に行き渡らなければならず、一部のブルジョアのものであってはならないとする社会主義的見地から、例えばオペラ座へ粧し込んで出かけるフランス人は少ない。
オペラ座は、公共施設故、所得の高低に係らず気軽に出かけられなければならないのである。
そんなこともあり、ご旅行などで、パリの人々の服装の地味さに驚かれた方も少なくないだろう。

一方で、3月や10月に訪れた人が、やはりパリはお洒落な街だと錯覚を起こしたとしても不思議ではない。3月も10月もパリ・コレクション(パリコレ)の季節で、世界中のモード界の人々がパリに集結するからである。
私の印象では、今のフランス人は保守的で、色使いや素材で勝負するイタリア人や、ポップでユニークなファッションを着こなすイギリス人のセンスには敵わない。お洒落なのはパリの外国人なのだ。

さて、朝はどこそこのホテルで、昼には区役所の別館で、夕方には学校の体育館で、そして日が落ちるとチュイルリー公園の特設テントでと、パリコレの時期、招待状を手にしたファッション記者はパリ中を駆け回ることになる。
時間が早いほど若手デザイナーや小さなメゾンだったりで、ディオールなどの大手のコレクションは夜に発表される。

また、区役所や学校と言っても、日本のそれを想像していただいては困る。
大理石の床に、壁や天井に細かな細工が施されている元貴族の館だったりするからだ。
そんな歴史的建造物に設えられたランウェイを、森の中で出くわしたカモシカのように、頭が高いところにあるモデルが闊歩するのである。

そのモデルたちもコレクションの掛け持ちをするので、地図を片手にメトロに乗り込む、お人形のようなモデルと次の会場まで隣り合わせということもあった。金髪碧眼の彼女はノルウェイの出身だと言っていた。

http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10292494361.html
http://sitetate.exblog.jp/9938480/

2005年10月のヴィクター&ロルフの記事も参照下さい。
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2009年07月04日

Relâche(本日休演)



著者、風邪のため本日休演です。
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2009年07月09日

33℃

最高気温33℃とニュースが言った。
7月の鹿児島らしい毎日である。
それにしても、仕事の事務処理は膨大で、野暮用も途切れない。

*白鳥バレエのブログを更新しました。
http://ameblo.jp/shiratori-ballet/entry-10296532744.html
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2009年07月15日

すべて上手くいく調子のいいヤツ

15年を超えるテイトのロン毛(一発変換出来た)暦を支えてきたのは、表参道のMANIという美容室のオーナーでスタイリストのマーちゃんである。
1年程前に我がブログで紹介したMANIだが、私が鹿児島に引っ込んでいる間にホームページをリニューアルしていた。

トップページに登場の“すべて上手くいく調子のいいヤツ(ちょっとエッチ)”という触れ込みの、ドライヤーをピストルのように構えた新キャラクターも、なかなかいかしているぞ。

日本の政治はいかしてないね。
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2009年07月17日

バニラ&アーモンド

夜半に雨が降ったらしく、傾く向日葵に留まる雫が朝日を受ける。我が庭も小さな真珠に飾られ、珍しく色がある。
水を求めて休むのは黒揚羽である。音もなく現れた。

東京時代、季節を問わず我が家の冷凍庫にはハーゲンダッツのバニラ&アーモンドバーが常備されていた。だが、鹿児島でそれを売っているのは一部のコンビニのみで、それ故、見かけるとまとめ買いすることにしている。

昨日も一本いただいたが、このバニラ&アーモンドバーは、私の中の隠れたベストセラーである。

今日も暑くなる。

白鳥バレエのブログも更新しました。
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2009年07月18日

騙す人々

25年程前に知り合ったある男は、普段から言葉巧みだった。
結局、持ってもいない歌手の尾崎豊さんの遺品を高額で売りつけたとして詐欺で逮捕され、数年前に実刑判決を受けたはずだが、彼の小柄で丸々した人の良さそうな体躯は、相手を信用させるに一役買ったことだろう。

そして、今思えば同じ穴の狢だった。出資者から映画制作の資金を募り、それを持ち逃げした男は、前出の詐欺で逮捕された男と親しかった。
こちらは幾分大柄だったが、やはり太っており、その丸顔は人を騙すようには見えなかった。実は私も出資者の一人である。

一晩で1億動かしただの、あの政治家もこの芸能人も親友だのと、口を開けば嘘が飛び出す男もいた。彼ももう還暦だろうか。眉が薄く、頻繁にたばこを吸うやせ形の男で、しかし、彼は見栄っ張りなだけで実害はなかった。

同情を買うことが心地よかったのだろう。ニューヨークで事故に遭い、亡くなった恋人のことが忘れられないという作り話で、悲劇のヒロインになり切っている女もいた。だが、酔った時の彼女の口癖は、それと矛盾する「人間、そう簡単には死なない」であり、嘘を重ねる間に最初の嘘を忘れてしまう自滅型噓つきの典型で、可愛げもないではなかった。

あまりの馬鹿馬鹿しさに、公言を憚ってきたが、昨年、鹿児島話し方研究会なる集まりで朗読の講師を勤めた際、約束の金額より少ない謝礼が、現金ではなく商品券で支払われるという詐欺にあった。
会の代表だという高齢の女性に騙されたのであるが、会には規定の講師料を支払ったことにして、差額を懐に入れたのであろう。契約書のみならず、あらゆる書類を残さぬ手口で、以前も同様のトラブルがあったとのことから、常習犯のようである。
鹿児島にも、左様な人間がいるのかと残念に思う。

鹿児島の老婆を除き、上記の人を騙すことに吝かでない人たちには、共通の癖があった。爪を噛むことである。爪噛みは、幼少期に親の愛情を充分に受けられなかった人に見られる癖だと聞く。

そう言えば、寂しかったのだろうか。確かに皆、人懐こかった。
posted by テイト at 17:42| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月19日

Twitter

『深夜、3時に起こされた・・・。』
と、いったつぶやきは、ブログよりTwitterに誌すのが適していると思う今日この頃。
Twitterをご利用の方、どうぞ、私をフォロー下さい。
私のプロフィールページ

Twitterって何だ?」と、いう方は、Twitterに登録して、私のプロフィールページをご参照下さい。
posted by テイト at 03:44| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

星に願いを

白鳥バレエのブログを更新しました。
http://ameblo.jp/shiratori-ballet/entry-10302883738.html
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俳優修行

イトーカンパニームーンザチャイルドという在京芸能プロダクションの少年少女諸君等を対象に、演劇講座を始めたのは1994年のことである。

その後、病人を抱えることになった我が家にとって演劇学校の経営は、地方出張で家を空けたり、徹夜するほど多忙ではないというメリットもあった。が、何より、それぞれからスターと呼ぶにふさわしい俳優を輩出できたことは、私にも誇りである。
勿論、両プロダクションの有能な女性社長の八面六臂の活躍の賜だが・・・。

フランスから帰国した翌年の2007年から鹿児島でも俳優育成を始めた。
教え子がどのような人材かをお伝えする機会はブログ上ではなかったが、この度、彼等が所属するアルテミスというプロダクションのホームページが完成したので、ご紹介したい。

ホームページはこちら。
http://www.artemis-grp.jp/index.html

ブログもある。
http://ameblo.jp/artemis-willskill/

ところで、こちらの乙守社長も女性である。
俳優にしてもモデルにしても、プロダクションにとっての商品は生身の人間。だから、人一倍、気を遣って接しなければならない。
きめ細かいフォローが必要であるが故、我が業界には女性社長が多い。
posted by テイト at 17:48| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月20日

いかさま師

詐欺師や虚言癖のある人物について『騙す人々』と題して記したのは一昨日のこと。
その際、思い出したのは17世紀の画家ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの『いかさま師』である。
膨大なルーヴルのコレクションの中でも、モナ・リザが展示されるドゥノン翼ではなく、比較的観光客の少ないリシュリー翼にあるだけに特に印象深い絵画だ。

『騙す人々』の記事でも記したように、実際の詐欺師はそれとわかるような表情では商売にならず、むしろひときわ善人面であるのが特徴である。
一方、テレビのサスペンスドラマの犯人役は、視聴者に一種の安心感を与えるため、一目でその人とわかるような表情であることが多いし、そういう演技を要求される。
だから、いかにも狡猾そうな4人が登場する『いかさま師』に描かれているのは、演劇的いかさま師であると言える。
posted by テイト at 09:54| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月22日

日食の朝

何と言っても、今日の鹿児島は日食の話題で持ち切りで、実はもう始まっている。
ところが、鹿児島県本土は昨晩からの雨が残る、観測には最悪の天候で、太陽がどこにあるかすらわからない。
県外のみならずアメリカからも、この天文ショーを楽しみに、友人が大挙やって来ている。
束の間でも良い。空よ晴れたまえ。
posted by テイト at 09:45| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

光と闇のカプリッチョ

テイト電磁気学研究所で開発された、日食観測用眼鏡リュネット・テイトで鹿児島市の部分日蝕を観察しようと表へ出たテイトは、一瞬だが冷蔵庫を開けた時のようなひんやりした空気を感じた。
時折、雲を縫って差し込む陽光はすでに脆弱で、庭木は冬の日だまりのように薄い影を落としている。
闇は急速に訪れた。

しかし、リュネット・テイトの最新の技術をもってしても、雨雲には敵わない。
月がその黒いマントを太陽に被せた瞬間を、肉眼で確認することはついぞ出来なかった。

光と闇の狂想曲は、いつの間にか終演を迎える。
午後、何事もなかったかのように夏の日に戻っていた。

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posted by テイト at 14:55| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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