2009年07月22日

光と闇のカプリッチョ

テイト電磁気学研究所で開発された、日食観測用眼鏡リュネット・テイトで鹿児島市の部分日蝕を観察しようと表へ出たテイトは、一瞬だが冷蔵庫を開けた時のようなひんやりした空気を感じた。
時折、雲を縫って差し込む陽光はすでに脆弱で、庭木は冬の日だまりのように薄い影を落としている。
闇は急速に訪れた。

しかし、リュネット・テイトの最新の技術をもってしても、雨雲には敵わない。
月がその黒いマントを太陽に被せた瞬間を、肉眼で確認することはついぞ出来なかった。

光と闇の狂想曲は、いつの間にか終演を迎える。
午後、何事もなかったかのように夏の日に戻っていた。

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posted by テイト at 14:55| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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