2009年10月05日

観月茶会

秋雨を心配したが杞憂であった。
鹿児島県指宿市のホテル白水館内の、中国などの由緒ある陶磁器を揃える美術館、薩摩伝承館にて、観月茶会が催されたのは一昨日のこと。

南国鹿児島指宿も陽が傾いだ後の秋冷には凛とした心持ちにさせられる。
『人間国宝の茶碗でいただく観月茶会』は、さような中秋に名月を愛でながら銘ある茶碗でお茶をいただくという粋な企画である。

饅頭をいただき待ち合いに控えていると、入母屋造の薩摩伝承館を囲む池にせり出した、特設の畳敷き15畳の月見台に案内される。
薩摩伝承館本殿を背に、袴姿で登場する亭主は知己のS君。
掛け軸代わりの満月は、亭主の正面、つまり私の真後ろで、節穴から注ぐように明瞭に蒼白の光を揺れる水面に届けている。

私は薄茶を所望。茶碗は御薄の翡翠色が映える深い褐色の備前である。実は裏千家の免状を持っていたはずだが、今は昔。望月に免じ我流で味う。
鼻腔を抜ける清涼な空気に、茶の甘露。
結構な御点前でございました。

次は10月30日の十三夜に開催されるとのこと。紋付でお邪魔するか。否、やはり馴染みのフリルのシャツにしとこう。

http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10357696826.html


posted by テイト at 16:24| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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