2009年12月18日

蜜柑

鉛を飲み込んだような重い心をこらえた時代もあったが、そこまで重篤ではない。
ここ数日、目覚めると、自身の存在そのものに羞恥を覚え、黒い森を彷徨うかの如く、見えない不安に支配されている。

東京時代或はパリでも、日照時間が短いせいか、冬至前後は気分がすぐれなかったり、風邪をひいたりすることがままあった。
温暖な鹿児島では軽症で済んでいるが、センチメンタリズムに落ち込むのは決まってこの季節だ。

今にも雪に変わりそうな冷たい雨が落ちる空は銀色である。
軒下で野良猫が凍えている。


posted by テイト at 23:23| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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