2010年08月12日

California Dreamin'

有線放送なるものが普及しているのは日本だけであろう。レストランや喫茶店での音楽は、実は私には迷惑である。
そうは言いながらも、昨日、モスバーガーで遅い昼食をとっている際に流れてきた、The Mamas & The Papasの『California Dreamin'』には、思うところがあった。

1960年代のアメリカのヒット曲である『California Dreamin'』は、曇天の冬の日に一人歩いた代々木上原の坂道や、パリのルクルプ通りの石畳を思い出させるのが常で、昨日も、気がつくとテリヤキバーガーをほおばりながら、そんな寂寞とした日々を懐かしんでいた。

"California dreamin' on such a winter's day"(こんな冬の日は、カリフォルニアの夢を見る)と、繰り返して終わる『California Dreamin'』だが、12月に夏日もある南国鹿児島は、この歌のカリフォルニア同様、孤独を助長する曇天の薄ら寒い日などと無縁な夢のような街だ。
しかし、夢のような街も、いつしか生活の場となり、そして現実そのものとなることを私は知っている。
東京もパリもそうであったように、夢のような街は、夢のない街でもあるのだ。
夢のような街は、夢の中にしか存在しないのかもしれない。


posted by テイト at 11:31| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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