2014年01月24日

栄枯盛衰

LOVELOGが原点だった。

http://www.au.kddi.com/information/topic/internet/20140108-01.html

*IDを失念し、長くログイン出来ずにおりましたLOVELOG。
サービス終了ということでKDDIに問い合わせ、ログイン出来ました。


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2011年09月19日

Sakurajima with full moon

Sakurajima with full moon
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2011年09月18日

Kagoshima Bay

Kagoshima Bay
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2011年09月17日

Gake No Ue No Ponyo -- The Glory Gospel Singers

フランスの友人に薦められた『崖の上のポニョ』。

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2011年08月20日

Menton

Menton France

海岸沿いの道は手前から右へ大きくカーブ。イタリアへ向かいます。
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2011年07月01日

Sunset

Kagoshima Sunset
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2011年06月28日

いのちの林檎





30年来の友人が、『いのちの林檎』という映画を撮りました。
上映会をご希望の方は、ご連絡下さい。
宜しくお願いいたします。

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2011年05月21日

アルマーニ/ケンプ/ワーグナー



 ジョルジオ・アルマーニさんは、ミラノ大学の医学部在学中に徴兵され、後にデザイナーに転身したという。その人間工学に基づいたデザインは、アルマーニさんが医学部の出であることと無関係ではなく、(私もスーツやコートをいくつか持つが)アルマーニ・ブランドは、どれもエレガントながら可動範囲が広い。

 今年2月、鹿児島の宝山ホールでもコンサートを行なったピアニストのフレディ・ケンプさんもアルマーニ・ファンだと聞いた。そのスーツの動きやすさは、ピアノの演奏にも適しているんだそうである。

 さて、添付したのは彼のコンサートのプロモーション用に制作された映像だが、鹿児島ではアンコールで演奏してくれたワーグナーの『イゾルデ〜愛の死』の、まさに天上の音楽ともいうべき美しさに魅了されたので、備忘録としてここに誌しておく。
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2011年05月12日

がんばろう日本


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2010年12月10日

Twitter

ご無沙汰していますが、Twitterは更新しています。
http://twitter.com/#!/tateyama_h
どうぞ、宜しくお願いします。
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2010年08月12日

California Dreamin'

有線放送なるものが普及しているのは日本だけであろう。レストランや喫茶店での音楽は、実は私には迷惑である。
そうは言いながらも、昨日、モスバーガーで遅い昼食をとっている際に流れてきた、The Mamas & The Papasの『California Dreamin'』には、思うところがあった。

1960年代のアメリカのヒット曲である『California Dreamin'』は、曇天の冬の日に一人歩いた代々木上原の坂道や、パリのルクルプ通りの石畳を思い出させるのが常で、昨日も、気がつくとテリヤキバーガーをほおばりながら、そんな寂寞とした日々を懐かしんでいた。

"California dreamin' on such a winter's day"(こんな冬の日は、カリフォルニアの夢を見る)と、繰り返して終わる『California Dreamin'』だが、12月に夏日もある南国鹿児島は、この歌のカリフォルニア同様、孤独を助長する曇天の薄ら寒い日などと無縁な夢のような街だ。
しかし、夢のような街も、いつしか生活の場となり、そして現実そのものとなることを私は知っている。
東京もパリもそうであったように、夢のような街は、夢のない街でもあるのだ。
夢のような街は、夢の中にしか存在しないのかもしれない。
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2010年07月14日

『深夜の市長』鹿児島篇

目が覚めてしまった。昔風に言えば、丑三つ時だ。

こんな時間に起き出すと、20年ほど前に住んでいた、東京は中央区日本橋人形町の図書館で借りた、海野十三という作家の『深夜の市長』という小説を思い出す。

日中の喧噪が嘘のような、ただナトリウムランプの街灯が連なる、ロイヤルパークホテルから小伝馬町へ続く誰もいない深夜の水天宮通りを安酒片手に歩くと、街の支配者になったかのように、気分が良くなったものである。
まさに『深夜の市長』であった。

鹿児島は、蛍光灯の街灯下で縄張り争いをする野良猫の奇声以外は何も聞こえぬ、クーラーいらずの涼しい夜である
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2010年07月11日

野良猫

白黒ぶちの雌猫が、我が家をねぐらに決めたのは、昨年の今頃のこと。
今春、彼女は二匹の仔猫を生んだ。
写真は、我が家の猫の額ほどの庭を遊び場に、すくすく成長したその二匹である。

http://www.exblog.jp/blog_logo.asp?slt=1&imgsrc=201007/11/03/d0130303_10182485.jpg#
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2010年07月10日

稽古場日記

今年、11月13日に宝山ホール(鹿児島県文化センター)で上演される『西郷さんがやって来た 〜あとを継ぐもの〜』の稽古が始まりました。

詳細は、くんくんさんの日記を参照下さい。
http://knkn.potika.net/blog/705.html

インターネット・ラジオの主宰者として、私のブログではお馴染みのくんくんさんが、役者に挑戦中です。乞うご期待!

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2010年07月09日

鹿児島女子短大にて

5月に行った講演の様子がアップされています。
鹿児島女子短期大学のブログ(2010年6月12日付け)をご覧下さい。
http://www.jkajyo.ac.jp/blog/liberal_arts/

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2010年06月16日

ワールドカップ雑感


070903.jpg 4年前のワールドカップを、パリのカフェでテレビ観戦したことは印象深い。ドイツ大会だったので時差はなく、日本のグループリーグのゲームは、全部午後3時キックオフと、一日で最も暑い時間帯だった。

 冷えたビール片手だったり、遅い昼食を摂りながらであったり、モロッコ人の店で甘いミントティーを飲みながらだったりと、その都度、店を変えての応援は、日本が勝てないので、験を担いでである。

 どのカフェでも、「日本はNakataがいるから勝つよ!」と、サッカー好きのギャルソンが一緒に応援してくれたのだが、日本のあまりにも不甲斐なさに、試合終了後は、皆、言葉がなかった。ジーコを怨んだ。

 十年一昔と言うが、今や4年でも一昔。2002年の日韓共同開催など大昔である。
 また、夏が来た。
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2010年06月14日

K-Ballet Company 『眠れる森の美女』

 もう一昨日になる。鹿児島市民文化ホールに、満員の客を集めたのは、K-Ballet Companyの『眠れる森の美女』である。
 鹿児島もバレエ教室の看板をあちこちで見かけるようになり、嬉しいことにバレエ人口も増加している。その証に髪の毛を頭頂部に纏めたバレエ少女が客席のあちこちを占拠していた。17000円と安くないチケットにもかかわらずである。

 さて、ひとことで言えば、パーフェクト。例えば、主演で演出も手がけた熊川哲也さんの衣装は、パリでファッションショーを取材してきた私でも見たことのないような高貴なワインレッドのヴェルヴェットで、バレエそのものは勿論、衣装、セット、照明、そしてシアターオーケストラトーキョーの演奏と、完璧な美の世界を描き出していた。17000円が高いと思った人はいないはずだ。
 必然、カーテンコールは、拍手が鳴り止まず、過去のK-Ballet Companyの公演同様(鹿児島では珍しい)スタンディング・オベーションである。出演者も何度もオペラカーテンを上げ、それに応えてくれた。

 実は多くの芸術家を輩出しているものの、皆さんの印象通り、鹿児島は無骨な土地である。稀に見る、しかも完璧な”美”に魅了された観客たちは、現実に目を向けたくはなかったろうが、終演後は小雨降る灰色の街が待っていた。

 私も夢から覚めたら深夜であった。『眠れぬ鹿児島の男』は、こそこそとブログを誌している。
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2010年05月29日

2010年05月23日

ジョルジュ・ブラッサンス公園

Twitterの背景を、パリ15区のジョルジュ・ブラッサンス公園の写真に替えた。
http://twitter.com/tateyama_h

パリの公園には、ポニーやロバがつながれていることがあるが、子どもを乗せて公園を一周するためである。料金は1ユーロだったと記憶している。
樹木は、夏に大きな木陰が出来るよう、冬の間に剪定される。

http://www.exblog.jp/blog_logo.asp?slt=1&imgsrc=201005/23/03/d0130303_19361589.jpg#
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2010年05月18日

Twitterにて

時代の趨勢か。
多忙も手伝い、Twitterの利用頻度が高くなってきた。

http://twitter.com/tateyama_h
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2010年05月09日

ブーツの夢

皆、靴を脱いでいたので、日本人宅であることは間違いない。
いくつもの部屋があり、大勢の人が集まっていたから、誰かのお屋敷でのパーティーのようだ。
はっきり記憶しているのは、靴を探していること。
とうに廃棄し、思い出すこともなかった、20数年前、雪のマンハッタンを歩き回った時の茶色のブーツを、その屋敷で探しているのである。

犬のように這いつくばって食堂のテーブルの下を物色していると、「何を探しているんですか?」と、尋ねてくる見覚えのない人。「手袋なら落ちていましたよ」と、顔見知り。しかし、誰もが"靴隠し"の犯人のように見える。

次の部屋は寝室で、ドアを開けるとアメリカの青春映画の1コマのように、発情した恋人たち。おかまいなしに布団を持ち上げ、ベッドの下まで手を入れるが、ブーツは見つからない。

それ以上、探したか否かは、目覚めた今、定かでない。
ただ、夢の中の私は、靴がないから帰れないと考えていた。
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2010年05月05日

La Mer



思い出すのは、波光眩しき、あの夏の日である。
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2010年04月17日

2010年04月16日

2010年03月16日

出番を待ちながら

咳で目覚めたのは、夜明けにはまだ間がある午前4時である。
お茶をいれ、カーテンを開けると、コーラの自動販売機が煌々と照らす路上に、箱座りする子猫が一匹。新聞配達のバイクに驚いて暁闇に逃げ込んだ。

折角の早起きに意義をもたせようと、ノエル・カワードの戯曲『出番を待ちながら』に目を通す。
一幕目を読み終えたところで、茶を啜っていると、窓明かりにつられたのだろう、先ほどの子猫がこちらを覗き込んでいる。
出番を待つかのように前足が一歩出ている。なかなか魅力的な俳優である。
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2010年03月10日

暴風雪警報

久し振りに暖房器具がフル稼働中の我が家である。
鹿児島でも暴風雪警報が発令されたとのことだから無理もない。
ただ、暴風雪の割には、晴れ間が覗くこと度々なのは、雲の流れが速過ぎるからであろう。
いつもの野良猫も、雨なのか晴れるのか戸惑って、塀を幾度も往来している。
椿が花を落としているのは、濡れて黒光りする屋根瓦である。
また、風が強まった。
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2010年03月09日

Et dans 150 ans...(そして150年後に)



大天使Raphaëlと同じ名の、フランスのシンガーソングライターのこれは、『反戦歌』、或は遅れてきたロックであり、私には夕暮れの追憶のように切ない、パリの『音』の一つである。
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2010年03月04日

つぶやく

 様々なインターネット・サービスが、雨後の筍の如く生まれては滅しているが、2004年に誘われたmixi然り、2007年にアカウントを設けたTwitter然り、当初は、今日の隆盛など予想だにしなかった。
 こと、金儲けと、科学技術に関しては、先見の明はないなあと、ぼんやりと空を見上げると、レントゲン写真のように陰影を明らかにする雲が、東へ流れる。
 雨上がりを待つとする。

http://twitter.com/tateyama_h
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2010年03月03日

2010年02月08日

花を待つ朝

鹿児島らしく寒さの弛んだ朝。
お隣の大島紬店の主が、垣根の落葉を掃く清々しい竹箒の音に混じる、盛る野良猫の奇声。
昨夜、テレビで見たボクシングの選手のように、朝から睨み合っている。
庭木の白木蓮は、その猫の足のような蕾を整え、道には登校する子供たち。
このあたりも、最近はマンションが増え、その窓に当たる朝日が、ミラーボールの光のように乱反射する。
ラジオからは馴染みのアナウンサーの生真面目な声。
月曜日である。
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2010年02月07日

タイスの瞑想曲



途中、デジカメを掏られたので写真がないのは残念だが、太陽に嫌われたパリを脱出し、南仏へ向かったのは2006年2月のことである。
暁のパリ・オルリー空港からニースへ飛び、エズ、モナコ、マントン、そしてヴェンティミーリアと、コートダジュール沿いの街を鉄道やバスを乗り継いでイタリアへ向かい、また、ニースへ戻るという2泊の旅程だった。
パリからの旅人にとって、アフリカからの暖かい風に霞む地中海の光景は、凍える夜のシチューのような馳走だった。

心癒される旅も終わり、パリへのフライトを待つコート・ダジュール空港(ニース)にて、東京の友人で、フランス人のアンドレさんにばったり出くわしたのには驚いた。1995年に私が東京で興したサッカーチームのメンバーでもあったアンドレさんは、ニースの知己を訪ねての帰路だったとのことだが、ニース出身でもなく、普段は日本に住んでいる彼の、2回目のニース訪問と重なったのだから、その遭遇は天文学的な確率だ。

かようなリヴィェラでの様々なエピソードを思い出させたのは、YouTubeで見つけたマスネ作曲の『タイスの瞑想曲』の映像である。

パリ・オペラ座を設計したシャルル・ガルニエによる、モンテカルロ国営カジノが壮麗だ。
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2010年01月21日

一足早き梅日和

一昨日は南国鹿児島らしい陽光に心躍った。
昨日も、引き続き20℃を超えた。
春は人の心の神様を目覚めさせる。
だから、例え冬の気まぐれでも、かような日和に、人はやさしい。

雨上がりながら春の空気が子犬のようにまとわりつく朝、野暮用を足早に済ませ、甘く入れたお茶で喉を潤した。
明日から、また寒くなるようだが、既に梅もほころんでいる。
人の心からやさしさが消えぬと良い。

http://www.exblog.jp/blog_logo.asp?slt=1&imgsrc=201001/21/03/d0130303_1252927.jpg#
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2010年01月16日

自転車坂

キュロキュロキュロキュロキュロとタイヤが軋むのは、ブレーキに手をかけ坂道を下っているからである。
そのキュロキュロキュロの音階が、ワグナーの楽劇『タンホイザー』のフィナレーのメロディーと似ているので、譲っていただいたばかりの自転車にタンホイザー号と名付けた。

自転車がワグナーを口ずさむキュロキュロキュロの坂道は、2005年の渡仏まで居を構えた、東京都渋谷区富ヶ谷の井の頭通りと山手通りを結ぶ、車が一台通り抜けるのがやっとの裏道でもあった。

坂の頂きからは新宿の高層ビル群が見渡せ、人知れぬ夜景ポイントだった。
キュロキュロキュロとタンホイザー号で下ると、そのキュロキュロキュロに垣根からゴールデンレトリバーが顔を覗かせる家と、玄関前に寝そべっていた野良猫が散らばる家があった。小雪がちらつく日もあった。桜吹雪が切ない季節もあった。頬に風が心地よい夜もあった。

ガレージに眠るタンホイザー号のタイヤに空気を入れた。
キュロキュロキュロと走った。
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2010年01月11日

2010年いぶすき菜の花マラソン応援団

鹿児島の日の出は7時を過ぎるので、午前9時のスタート時点でも、陽の昇りが遅く曇天の空は寝ぼけているかのようである。
が、ものものしい警察の交通整理と、そして何より選手の緊張が伝播し、天気とは裏腹に街は祭り独特の高揚感に包まれていく。
気温は13℃。記録を狙うランナーにはやや高く、マイペースのランナーには程よいことだろう。

まず、スタートから2キロ程の田口田(たぐちだ)という、国道と農免道路(いなかでは珍しくない)の交差点で待ち構える。5分もすればテレビ局の中継車など先導車両に続くトップの選手の姿が現れたが、あっという間に駆け抜けた。本格的なユニフォームだなと暢気な感想を持つのがやっとだ。

だが、その後は2万人のランナーが、後から後から雲霞の如く路上を埋め尽くすのだから壮観だ。
それでも、いとも簡単に知己を見つけ出してしまった。人の目というのは意外と精密だ。それぞれ写真撮影に応じてもらうなど、まだ余裕綽々、体温も上がり、皆、笑顔である。
選手全員が通過した頃には、もう1時間が経過していた。

その更に1時間後、そうめん流しで有名な唐船峡手前の菜の花畑が連なる10キロ地点に移動し、応援を再開。
一山超えた選手の多くはペースが鈍り、額に汗が光っている。
ここで、ランナー達の喉を潤すのは、ボランティアの方々が用意したおいしい緑茶である。鹿児島は上質な緑茶の産地としても名高いが、私のように走らぬ人は、その甘露な味わいを想像するしかないのが残念だ。

田口田交差点では後続だったスーパーマリオに扮した付け髭の選手が、涼しい顔をして順位を上げてきた。他にも女装や赤レンジャーなど奇抜な衣装のランナーは、存外早い人たちで、誰もが余裕の表情で過ぎ去ってゆく。バットマンのランナーも、マスクの下は笑顔だったことだろう。

菜の花をバックに写真を撮ってくれと破顔一笑なのは、関西弁のマダム3人組だ。
「ハイ、チーズ」
と、デジカメのシャッターを押すと
「きれいに撮ってくれたぁ?」
「皺取って、写してくれた〜」
と、速射砲のようである。
「はい、お美しいですよ」
と、応じる私。
「おおきに」
「ほんま、おおきに」
旅人とのやり取りも、かような催しの醍醐味であろう。

それにしても、足取り軽快なランナーの歩調をより軽くし、苦しい選手には励みになっているのは、この一帯の明媚な風光である。
女性的な稜線が穏やかな開聞岳の山麓には、もう春の匂いが立ち込めていた。

菜の花と言えば、3月のフランス・ノルマンディー地方南部の、羊が放牧される山間に、サッカー場程の菜の花畑が、まさに黄色い絨毯の如く広がっていたことを思い出す。
指宿も沿道だけではなく、もっと広範囲に菜の花が咲き乱れ、その黄色が遠く近くに映えた方が、春の光景として参加者の脳裏に深く刻まれると思う。関係者は検討してみてもいい。

さて、最後の応援はスタートから5時間経過した午後2時、指宿港近くの40キロ地点である。ゴールまで後少しだが、風が徐々に冷たくなるのを感じる。
大勢のランナーが疲労困憊の表情で戻ってくるが、朝、田口田交差点で送り出した友人達はなかなか現れない。
リタイヤした方々を連れ帰るバスが、ゴールを目指すランナーを何だか無神経に追い越して行く。
1時間後、ようやく同級生のK君の赤い上下のウェアが縦に伸びる列の中に見えてきた。

医師である彼は、長くこの大会の救護班の一員であったが、思うことがあって今年で2回目の激走だ。
「もう、走れんから」
と、歩いてはいたが、腕を元気に振りながら、満足そうな笑みがこぼれていた。

レース後に聞いたが、沿道の知人の顔は、ことのほか励みになるんだそうである。

夜になり、友人知人の結果が続々と報告されてくる。
この大会の常連なので、もはや驚かないが、一番の快速は、4時間かからずに戻ってきた地元指宿の居酒屋の女将さん、63歳である。その夜、彼女の居酒屋は通常通りの営業で、マラソン参加者を労っていた。

6歳年下の後輩も、体育教師らしくハイペースで駆け抜けたし、仕事上頻繁にお目にかかる、お忙しいはずの取引先の50代の方も、午後2時には40キロ地点でどうもどうもとご挨拶した。
その出場を隠していたのか、昨年、細君を亡くしたばかりの友人が、はにかみながら手を振って走り去ったのは、その30分後だ。
初マラソンだから無理をせずにと、自分なりの目標をクリアしたところで、勇気あるリタイアを決断した友人もいた。
とにかく、走った人は、皆、輝いていた。

そして、最後に田口田の交差点以降、一度も見かけることがなかった同級生のO君から、次のようなメールが届いた。
「沿道で振る舞われていた、バナナ、ふかし芋、ぜんざい、豚汁、全て完食して完走しました。応援、有り難うございました」

来年の出場には、まだ踏ん切りがつかないが、一つだけ知った。マイペースでいいんだと。

http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10431822501.html
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2010年01月09日

マラソン大会を控える菜の花の街

春を待つ庭木の桜で巫山戯るのはメジロである。
遥か蒼天にトンビが舞い、見下ろす街中の菜の花は満開で、潮風に揺れながら旅人を迎え入れる。

鹿児島県薩摩半島南端の温泉町指宿では、明日、マラソン大会が開かれる。
今年29回目を迎える、その名も『いぶすき菜の花マラソン』だ。
2万人の参加者が次々と到着し、活気づくこの街で、メジロよろしく私も羽を伸ばしている。
明日も温かいはずだ。街も人も。

http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10430367722.html
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2010年01月02日

望月の正月

星空を見上げたこともあれば、夜景に見とれる街もあった。
嘗て、時差ボケで目覚めた深夜のホテルの静寂を、貴重な孤独のひと時と愛した。

テレビに飽き、地図を披くなど遊子らしい手順を了すると、仕事や国や家族といった、こぢんまりとした思量から離陸し、溟濛たる異境の空に心は放たれる。
すると、そこが非日常であることを助けに、実際の宇宙か思考の宇宙か、(夢に惑わされていた、若しくは酔っていたと解釈されても構わない)窈然たる暗い空間に浮かぶ、星屑のような己を見いだすことが常であった。

時差ボケのホテルでのように、寒さに颤えながら、庭で満月を仰いだ正月の夜。
輪郭の明瞭な月が浮かんでいたのは、実際の宇宙である。
酔いは醒めていた。
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2010年01月01日

Bonne année!

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2009年12月31日

“Empire State of Mind”



友人のJordanaさんが、American Music Awardsでご覧になったと、アリシア・キーズ(Alicia Keys)の“Empire State of Mind”のプロモーション・ヴィデオをブログで紹介していた。

テレビは見ないし、聴くのはクラシックがほとんどで、アメリカ音楽には興味がないという偏狭な感性の私だが、アリシア・キーズが、現在、アメリカで最も成功しているアーティストの一人であることくらいは知っている。

ご紹介のプロモーション・ヴィデオの、新しいというわけではないがニューヨークのスケールをよく表現した音楽は爽快で、サビ以外はラップで歌われる極めてアメリカ的な歌詞も、ニューヨークの若者の日常を情緒的に描き、文学的楽しさがある。

そして、何よりそのプロモーション・ヴィデオは、ニューヨークの都会的洗練そのもので、世界中にニューヨークの魅力を伝える、ニューヨークそのもののプロモーション・ヴィデオとしても秀逸であった。

絵になる街に、人々は憧れるものである。
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2009年12月20日

食いしん坊

日本列島を覆う寒波に南国鹿児島も巻き込まれ、20℃を超えていた先週までとの寒暖差に身体が慣れない。
だが、縮こまっていては、申し訳ないと思うのは、10℃あれば暖かく感じた、氷点下のパリと比べるからである。

忘年会も続くし、インフルエンザも流行っているが、健康とは有り難いもので、健啖の毎日に感謝しながら、最近いただいた鹿児島の郷土料理をご紹介差し上げたい。

http://www.exblog.jp/blog_logo.asp?slt=1&imgsrc=200912/20/03/d0130303_1325053.jpg#
鮮度が命!『キビナゴの刺身』。

http://www.exblog.jp/blog_logo.asp?slt=1&imgsrc=200912/20/03/d0130303_133147.jpg#
揚げ立ての『さつま揚げ』は、表面はぱりっとして、中は弾力がある。
甘めの味付けで、鹿児島ではツケアゲと呼ばれる。

http://www.exblog.jp/blog_logo.asp?slt=1&imgsrc=200912/20/03/d0130303_1331384.jpg#
豚肉を味噌、黒砂糖、焼酎で柔らかく煮込んだ『豚骨』。
黒豚を使用すると美味しさも増す。

http://www.exblog.jp/blog_logo.asp?slt=1&imgsrc=200912/20/03/d0130303_1332426.jpg#
『黒豚のとんかつ』。肉の旨味が違う。
鹿児島にお越しの折は、是非、お召し上がりいただきたい。
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2009年12月18日

蜜柑

鉛を飲み込んだような重い心をこらえた時代もあったが、そこまで重篤ではない。
ここ数日、目覚めると、自身の存在そのものに羞恥を覚え、黒い森を彷徨うかの如く、見えない不安に支配されている。

東京時代或はパリでも、日照時間が短いせいか、冬至前後は気分がすぐれなかったり、風邪をひいたりすることがままあった。
温暖な鹿児島では軽症で済んでいるが、センチメンタリズムに落ち込むのは決まってこの季節だ。

今にも雪に変わりそうな冷たい雨が落ちる空は銀色である。
軒下で野良猫が凍えている。
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2009年12月10日

大根卸

久し振りのプロデュースの仕事に、事務処理などの実際的なこと以外が、思考の船頭となることはなかった。
だから、蜘蛛の巣を伝う朝露、空高く聞こえるはずのとんびの啼き声、そして日没にさえ気付かずにいた。

ところが、今日、昼食に出かけようとして、雨の匂いが鼻腔を占拠し、情緒が五感を支配した。
陰影を濃くした庭では椿が赤々と炎のようで、学生のアパートでは、雨垂れが乗り捨てられた自転車のサドルを打っている。師走の雨に窓が閉められているから、いつもの赤ん坊の泣き声も聞こえない。
定食屋の焼き魚の大根卸が白い。

昼食が済むと、書類の整理や精算などに戻り、俳優の感性は再び眠ってしまった。
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2009年12月05日

懐かしのノイシュヴァンシュタイン



ワーグナーの楽劇『タンホイザー』の第3幕のアリア『夕星の歌(ゆうづつのうた)』が美しいので、ご紹介しました。
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2009年11月25日

終演『平家物語』



皆様のお陰をもちまして、白鳥バレエ60周年記念公演『平家物語』は無事、終了いたしました。
会場へお足をお運び頂いた皆様、準備にご協力頂いた皆様、誠に有り難うございました。

この場を借りて、御礼申し上げます。
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2009年11月21日

初日

チケットをお買い求めいただいた方々をはじめ、パンフレットへの広告掲載、ポスターの掲示、その他諸々で皆様には大変お世話になりました。

有り難うございました。

文化不毛の鹿児島の地で、啓蒙に、宣伝に、そして営業に、多用の中、家族を犠牲に東奔西走、私もよく働きました。

お陰様で、白鳥バレエの『平家物語』は今日初日です。
では、会場でお会いしましょう。
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2009年11月15日

非思量

鹿児島県薩摩半島南端の海辺の温泉町である指宿に滞在しております。
朝、いくつかの事務処理を済ませると、午後は仕事を忘れ、輝く波間に漁船が浮かぶ港や、対岸の大隅半島に聳える山の稜線を眺めて過ごしました。

読書もしました。タイトルの非思量は、読み終えたばかりの禅の解説書にあった言葉で、心を無にすることだそうです。

今、Webの"Radio Classique"で音楽を聴いています。1988年のフランス映画『カミーユ・クローデル』のテーマ曲が流れていますが、『ベティ・ブルー』で有名なガブリエル・ヤレドさんの作曲でした。

入浴も済ませたので、蛍光灯がカウンターをぼうっと照らす駅前の古びた居酒屋へ行ってきます。
焼酎とおいしい肴が待っています。
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2009年11月09日

ご無沙汰しております。

何かと多忙で、ご無沙汰してしまいました。お陰様で元気に過ごしております。
白鳥バレエのブログは更新しておりますので、是非ご覧下さい。
今日は読売新聞の記事をご紹介しております。
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2009年10月24日

記者会見

以下、白鳥バレエのブログを転載します。
---

昨日午前(22日)、白鳥バレエは鹿児島県庁内の青潮会(記者クラブ)にて、11月に鹿児島市民文化ホールで上演する『平家物語』の記者発表を行いました。
白鳥バレエの出席者は、白鳥見なみ、白鳥五十鈴、柳元隆太郎、そして竪山(テイト)の4人です。

新聞社に放送局、大勢のマスコミの方々に参集いただき、充実した会見が1時間に渡り行われました。
特に、KTS(鹿児島テレビ)さんには、いち早く夕方のニュース(スーパーニュース)で取り上げていただきました。(ご覧いただいたとの連絡を多数頂戴しました)

また、新聞各紙でも、今後、白鳥バレエの『平家物語』の記事をご覧いただくことと思います。朝日新聞さん、西日本新聞さん、南日本新聞さん、読売新聞さんの文化面にご注目下さい。
(社名を五十音順に列記いたしました。ご了承下さい)

http://ameblo.jp/shiratori-ballet/entry-10371343137.html
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2009年10月05日

観月茶会

秋雨を心配したが杞憂であった。
鹿児島県指宿市のホテル白水館内の、中国などの由緒ある陶磁器を揃える美術館、薩摩伝承館にて、観月茶会が催されたのは一昨日のこと。

南国鹿児島指宿も陽が傾いだ後の秋冷には凛とした心持ちにさせられる。
『人間国宝の茶碗でいただく観月茶会』は、さような中秋に名月を愛でながら銘ある茶碗でお茶をいただくという粋な企画である。

饅頭をいただき待ち合いに控えていると、入母屋造の薩摩伝承館を囲む池にせり出した、特設の畳敷き15畳の月見台に案内される。
薩摩伝承館本殿を背に、袴姿で登場する亭主は知己のS君。
掛け軸代わりの満月は、亭主の正面、つまり私の真後ろで、節穴から注ぐように明瞭に蒼白の光を揺れる水面に届けている。

私は薄茶を所望。茶碗は御薄の翡翠色が映える深い褐色の備前である。実は裏千家の免状を持っていたはずだが、今は昔。望月に免じ我流で味う。
鼻腔を抜ける清涼な空気に、茶の甘露。
結構な御点前でございました。

次は10月30日の十三夜に開催されるとのこと。紋付でお邪魔するか。否、やはり馴染みのフリルのシャツにしとこう。

http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10357696826.html
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2009年09月27日

遠きにありて思うもの

鹿児島空港から、直通のリムジンバスなら40分ほどで鹿児島市街地である。
市役所あたりから、ぐぁらんぐぁらんとモーターを回して並走するのは路面電車だ。

新幹線開通に備えて西鹿児島駅から名前を変えて久しい、JRの鹿児島中央駅まで乗ってってもいいが、南九州一の繁華街である天文館で降り立つのが、帰省時の習いだった。久し振りの郷里の空気を味わうためだ。

渋谷駅前のスクランブル交差点に慣れていたから、路面電車通りを横断する人々はスローモーションのようであった。教科書を買った本屋、初めて作った眼鏡屋、入り浸った喫茶店は、今はもうなく、閉ざされたシャッターが目立つアーケードは、法事に集う伯父たちの老班を見るようだ。

ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや

郷里での生活も丸3年。
室生犀星の詩を諳んじたのも、今は昔である。

写真はこちら
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2009年09月25日

島津斉彬生誕200年


20050506edde60f5.jpg










今年は島津斉彬生誕200年だという。
1993年に島津家久役で出演したNHKの大河ドラマ『琉球の風』は、グレゴリオ暦1600年の関ヶ原の戦の前後を背景とする。
昨9月24日は西郷隆盛の命日だったが、関ヶ原から、島津斉彬、西郷隆盛等が活躍する幕末までの薩摩藩の機微に興味を持ったのは、島津家久を演じた後の、ここ15年ほどのことだ。

さて、鹿児島市の島津氏の別邸跡にある尚古集成館という博物館の田村省三館長のインタビューが秀逸だったのは、本日付けの朝日新聞鹿児島版である。
前述した関ヶ原から幕末までのおよそ250年の薩摩の歴史の抄録として、昨年の大河ドラマ『篤姫』や焼酎、黒豚等々で鹿児島ファンになられた方々に、一読をお薦めする。

幸い朝日新聞鹿児島版のホームページで閲覧出来る。
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000909240002
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2009年09月18日

UNIQLOCK



都会的音楽にあわせての楚々としたお嬢さん方の美しいバレエを楽しみに、時計なのに、時を忘れて眺めてしまうUNIQLOCKが、パリ・ヴァージョンを発表したので、一言触れたいと思いつつ、文字通り時を重ねてしまった。
ロケ地はエッフェル塔を正面に臨むシャイヨー宮、凱旋門、セーヌ川、サンマルタン運河などで、どこも懐かしい景色だ。
が、追憶に浸るいとまなどない毎日。振り返る事なかれという啓示か。
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2009年09月10日

望岳

西郷隆盛が自決した洞窟は、鹿児島市の中心に森を作る城山の麓にある。
その城山から西を臨むと、堆積した火山灰で、帽子をかぶったような桜島が、まだ陽射しの強い薩摩の秋空にその雄姿を浮かべていた。

http://ameblo.jp/shiratori-ballet/entry-10339848973.html

http://shiratoriballet.potika.net/blog/4.html
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2009年09月08日

白鳥バレエのブログ新設

気がつけば9月も1週間過ぎている。
2ヶ月後に迫る、白鳥バレエのプロデュースが、忙しさに拍車をかけているのだが、その白鳥バレエのブログを新設したので、今日はそのご報告である。

http://shiratoriballet.potika.net/

11月21日・22日は、『平家物語』、是非、鹿児島市民文化ホールへお運び賜りたい。
posted by テイト at 10:00| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月03日

深夜にようこそ

フリーター、ガテン系の男、水商売の女…。
現在ほどコンビニが普及していなかった1986年、TBSは山田太一さんの脚本、大山勝美さんの演出で、コンビニという舞台に集う、深夜の東京の人々を描いた『深夜にようこそ』というドラマを放送した。単純に面白かったし、先輩の大山勝美さんの作品だったこととで印象に残っている。

その約10年後、CXだったが、実は私もコンビニを舞台とする単発ドラマを企画したことがある。
深夜が一般の人が買い物をするには特殊な、極めて人間的都合による都会的時間であること、犯罪も多く、防犯カメラが設置されるなど、コンビニが路上の延長上に近いこと、それに伴ってコンビニの店員も自動販売機のように無機質な、ある意味で滑稽な対応であることなどから、深夜のコンビニは、今でもドラマの舞台に相応しい場所だと考えている。

前夜に続いて、こんな時間(午前3時半)に仕事をしている。
ただ、徹夜だった昨日と違い、午後11時に就寝し、先ほど2時半に起床してのこの時間なので、私にとっては深夜というより早朝である。

高揚感を持続しての徹夜の時と違い、心身ともに寝ぼけている。まだ、エンジンがかからない。
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2009年09月02日

深夜の市長

日中は、打ち合わせや電話、メールの返信、移動に費やされるので、資料を読んだり、原稿を書いたりを夜に回してみたのは昨晩のことである。

たまには深夜もいいもので、不図、思い出したのは海野十三という作家の『深夜の市長』という小説を読んだ16年前、東京は日本橋のマンションに住んでいた頃のこと。

深夜の窓から見下ろす人形町通りは、昼間のオフィス街としての、また水天宮の参道としての喧噪が幻のようで、誰も渡らないのに規則正しく赤青と明滅する信号や、街灯に煌煌と照らされる無人の歩道に乗り捨てられた自転車に寂寥を感じた当時の記憶が、『深夜の市長』という言葉と共に蘇った。

演劇講師を勤めるアルテミスというモデルクラブのブログに、ある楽しい夜の写真が掲載されているのを発見したのも深夜である。
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2009年08月23日

花火大会





2009年8月22日
第9回かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会
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2009年08月22日

グランド・バレエ『平家物語』全三幕

今年11月21日・22日の両日、鹿児島市民文化ホールで開催される白鳥バレエの『平家物語』全三幕は、前評判も上々。

宣伝隊の私は、今日も名刺とフライヤーを片手に東奔西走であります。

http://ameblo.jp/shiratori-ballet/entry-10325976020.html
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2009年08月19日

アメリカ映画の宣伝だったようだ。セーヌを跨ぐイエナ橋へエッフェル塔が倒壊するシーンを見かけたのは朝のテレビである。馴染みのパリの光景ということもあり、映画とはいえ破壊を忌諱する我が感性に気付く。

寒暖差の激しい8月のパリはヴァカンスで静まり返っているはずだ。
時折、酔っぱらいの嘆きがこだまするくらいで、メトロも閑散としている。

北駅と東駅は共に10区にあり、ラファイエット通りを挟み隣接しているが、北に向かいたければ北駅(Gare du Nord)から、東に行きたければ東駅(Gare de l'Est)から汽車に飛び乗れば良い。

そう言えば、久しく旅をしていない。


*写真は下記で。
http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10324085538.html
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2009年08月14日

空を舞う人



その昔、David Bowieのように現れ、Jorge Donnのように舞い、三島由紀夫のように言葉を紡ぎ出せればいいのにと思っていた。が、私は私でしかなかった。
蝉時雨の朝、見上げると空は青く高く、雲は天馬のように遠くへ渡った。
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2009年08月13日

第60回白鳥バレエ定期発表会

11日火曜日に行われた白鳥バレエの発表会の様子を、簡単ですが白鳥バレエ公式ブログにまとめました。
是非、ご覧下さい!

http://ameblo.jp/shiratori-ballet/entry-10319884115.html
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2009年08月12日

テイト、モデルにトライ…3

ウェディングらしい、クラシックをロックにアレンジした華々しい音楽が鳴り響き、光の束が降り注ぐ中、まずは霞草のブーケを抱えた純白のドレスのモデルが、ランウェイへ向け階段を下りてくる。ショーが始まった。
リハーサル通りならそうである。実は当然ながら舞台裏の私には、ステージの様子はわからない。

ところで、「喜怒哀楽」の表現が仕事である俳優は、舞台上で転倒しても、例えば今回の場合、娘を嫁がせる寂しさから泥酔しているとの演技でごまかすことが可能だ。しかし、美の具現を課せられているモデルの転倒は、料理に混入した髪の毛の如く致命的である。だから、モデルの緊張は生半可ではない。

そうこうしている間に、和装のモデル達がはけてきた。出番である。
高いヒールに白いベールの花嫁役のモデルが私の腕を取る。ゆっくりランウェイへ歩き出す。照明が眩しいのは久し振りだから仕方がないが、瞬きは少なめに。歩くのに気を遣う長い裾も、娘役の彼女はさすがにプロのモデルだ。上手く処理している。私も一歩一歩確実に歩を進める。
「あれ、テイトさんだ!?」
誰だろう。知己が見に来ているらしく、客席から声が聞こえる。

微笑を浮かべ、美しい衣装を際立たせるモデルたちとは異なり、花嫁の父親役なので、娘を手放す哀愁を漂わすことが私の仕事だ。演出家になり、俳優の過剰な演技にはうんざりすることが多かったので、自然な表情を心がける。台詞がないのは楽だ。花嫁を背の高いハーフの新郎役のモデルへ送り出すと、今度は自分の歩幅で良い。肩を落とし、わずかながら足を引きずれば、寂しい中年男の出来上がりだ。夕陽を見上げるような角度に顔を上げ、ため息を見せ、静かにランウェイを去る。
「終わった」
緊張の面持ちで控えるモデルたちを尻目に開放感に浸る。自分の出番が終われば気を抜くことが出来るのも出演者の特権だ。

かくの如く、3ステージを演じた夏の雨の日曜。パリコレの取材経験もあるというのに、出ると見るとは大違いで、下北沢の小劇場のような客席との距離が心地よく、懐かしく、そして何より楽しかった。
昔取った杵柄か、プロの面目躍如。上々の評判だったことも誌しておこう。

Photo

http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10319157398.html
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2009年08月09日

テイト、モデルにトライ…2

リハーサルが始まる。裾の長い純白のウエディングドレスが似合う花嫁役はよく見知ったモデルで、私の進路に侵入するのは、彼女のドレスの広がった裾である。踏まぬよう歩くのは至難の技だ。
そこで、我が演劇講座の教え子であり、この日の新郎役の中心でもある是枝というヴェテラン・モデルに歩くコツを尋ねる。
すると、花嫁側の足、つまり左足を右足の前に出すようにとのアドバイス。
なるほど、容易ではないが少しモデル風になってきた。

それにしても、テンポの速い音楽に合わせ、太極拳の如くゆっくり足を運ばなければならないのだから見た目以上の労力だ。不慣れなショー用の靴でもあり、しっかり踵に体重をかけなければ、軸足がぐらつく。運動不足が応えると同時に、是枝君たちがいかにモデルとして鍛錬されているかを知った。

ショーは1時間程度で、12時、14時、16時の3回行われると言う。
だから11時には弁当が用意され、私もその包みを解いた。おかずの種類が豊富で、東京のテレビドラマのいわゆるロケ弁より数段豪華だし、実際美味しい。こういうところが鹿児島ならではであると満足しながら、ふと見渡すと、モデル達が私の周囲に集まって食事をしている。まるで、体育界系サークルの試合前のようだ。
彼等は、普段なら場違いな、新人だが年長という厄介な存在へのさり気ない気遣いから、私を中心に置いて食事をしてくれているのである。有り難い。

食事が終わると、それぞれが、衣装に着替えたり、メークを直したりと、自らの準備に専念する。私も段取りを頭の中でなぞってみる。後は、ハプニングが起きた時、冷静に対処出来ればいい。目を閉じて出番を待った。

Photo

http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10317111436.html
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2009年08月07日

白鳥バレエの発表会

11月に『平家物語』の公演を控えている白鳥バレエ(鹿児島市)は、今月11日に発表会を開催します。

生徒の中には友人のお嬢さんが5人も。
未来のプリマ(エトワール)を目指し、暑い中、毎日お稽古に励んでいます。

http://ameblo.jp/shiratori-ballet/entry-10315088072.html
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2009年08月06日

テイト、モデルにトライ…1

どういう心境の変化かは自分でも定かでない。
「花嫁の父親役で出演していただけませんか?」
本番の1週間前と急だったが、馴染みのプロダクションからそう声をかけられた時、さほどの逡巡はなかった。
「今度の日曜日に開催されるブライダルのファッションショーなんですが、花嫁の父と言っても、かっこいいお父さんじゃなきゃいけないんです!何とかお願いします」

「かっこいいお父さん」
決め手となったのはこの一言だ。

7月26日の雨の早朝、私は会場のブライダル衣装の会社にいた。大道具さんが行き交う中、既に立派なランウェイが設えてある。
「ランウェイ中央まで花嫁をエスコートして、新郎役のモデルに送り出したら引き返します。途中、幸せになれよ、と言う感じで二人を振り返って下さい。段取りはそれだけです」
とのディレクターの説明に、わかったわかったと、さもベテラン俳優のように鷹揚に頷くが、人様の前で芝居をするのは、NHKの大河ドラマでの島津家久役以来15年振りだ。
泳ぎや自転車のように、身体が芝居を覚えているはずと高を括るしかない。

私の演劇講座の生徒でもある何人かのモデルが、
「先生、今日は宜しくお願いします」
「お似合いですよ、先生」
と、声をかけてくる。先生なんだから、下手な芝居は出来ないなとプレッシャーを感じつつも、久し振りに味わう本番前の高揚感は心地よい。

メイクさんが髪を横分けに仕上げる。衣装に着替えれば、リハーサルまでは待つことが仕事である。忙しく立ち振る舞うスタッフを尻目に、見慣れない姿の自分を写真に納めた。
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2009年07月22日

光と闇のカプリッチョ

テイト電磁気学研究所で開発された、日食観測用眼鏡リュネット・テイトで鹿児島市の部分日蝕を観察しようと表へ出たテイトは、一瞬だが冷蔵庫を開けた時のようなひんやりした空気を感じた。
時折、雲を縫って差し込む陽光はすでに脆弱で、庭木は冬の日だまりのように薄い影を落としている。
闇は急速に訪れた。

しかし、リュネット・テイトの最新の技術をもってしても、雨雲には敵わない。
月がその黒いマントを太陽に被せた瞬間を、肉眼で確認することはついぞ出来なかった。

光と闇の狂想曲は、いつの間にか終演を迎える。
午後、何事もなかったかのように夏の日に戻っていた。

http://www.exblog.jp/blog_logo.asp?slt=1&imgsrc=200907/22/03/d0130303_1413426.jpg#

http://www.exblog.jp/blog_logo.asp?slt=1&imgsrc=200907/22/03/d0130303_1359588.jpg#
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日食の朝

何と言っても、今日の鹿児島は日食の話題で持ち切りで、実はもう始まっている。
ところが、鹿児島県本土は昨晩からの雨が残る、観測には最悪の天候で、太陽がどこにあるかすらわからない。
県外のみならずアメリカからも、この天文ショーを楽しみに、友人が大挙やって来ている。
束の間でも良い。空よ晴れたまえ。
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2009年07月20日

いかさま師

詐欺師や虚言癖のある人物について『騙す人々』と題して記したのは一昨日のこと。
その際、思い出したのは17世紀の画家ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの『いかさま師』である。
膨大なルーヴルのコレクションの中でも、モナ・リザが展示されるドゥノン翼ではなく、比較的観光客の少ないリシュリー翼にあるだけに特に印象深い絵画だ。

『騙す人々』の記事でも記したように、実際の詐欺師はそれとわかるような表情では商売にならず、むしろひときわ善人面であるのが特徴である。
一方、テレビのサスペンスドラマの犯人役は、視聴者に一種の安心感を与えるため、一目でその人とわかるような表情であることが多いし、そういう演技を要求される。
だから、いかにも狡猾そうな4人が登場する『いかさま師』に描かれているのは、演劇的いかさま師であると言える。
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2009年07月19日

俳優修行

イトーカンパニームーンザチャイルドという在京芸能プロダクションの少年少女諸君等を対象に、演劇講座を始めたのは1994年のことである。

その後、病人を抱えることになった我が家にとって演劇学校の経営は、地方出張で家を空けたり、徹夜するほど多忙ではないというメリットもあった。が、何より、それぞれからスターと呼ぶにふさわしい俳優を輩出できたことは、私にも誇りである。
勿論、両プロダクションの有能な女性社長の八面六臂の活躍の賜だが・・・。

フランスから帰国した翌年の2007年から鹿児島でも俳優育成を始めた。
教え子がどのような人材かをお伝えする機会はブログ上ではなかったが、この度、彼等が所属するアルテミスというプロダクションのホームページが完成したので、ご紹介したい。

ホームページはこちら。
http://www.artemis-grp.jp/index.html

ブログもある。
http://ameblo.jp/artemis-willskill/

ところで、こちらの乙守社長も女性である。
俳優にしてもモデルにしても、プロダクションにとっての商品は生身の人間。だから、人一倍、気を遣って接しなければならない。
きめ細かいフォローが必要であるが故、我が業界には女性社長が多い。

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星に願いを

白鳥バレエのブログを更新しました。
http://ameblo.jp/shiratori-ballet/entry-10302883738.html
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Twitter

『深夜、3時に起こされた・・・。』
と、いったつぶやきは、ブログよりTwitterに誌すのが適していると思う今日この頃。
Twitterをご利用の方、どうぞ、私をフォロー下さい。
私のプロフィールページ

Twitterって何だ?」と、いう方は、Twitterに登録して、私のプロフィールページをご参照下さい。
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2009年07月18日

騙す人々

25年程前に知り合ったある男は、普段から言葉巧みだった。
結局、持ってもいない歌手の尾崎豊さんの遺品を高額で売りつけたとして詐欺で逮捕され、数年前に実刑判決を受けたはずだが、彼の小柄で丸々した人の良さそうな体躯は、相手を信用させるに一役買ったことだろう。

そして、今思えば同じ穴の狢だった。出資者から映画制作の資金を募り、それを持ち逃げした男は、前出の詐欺で逮捕された男と親しかった。
こちらは幾分大柄だったが、やはり太っており、その丸顔は人を騙すようには見えなかった。実は私も出資者の一人である。

一晩で1億動かしただの、あの政治家もこの芸能人も親友だのと、口を開けば嘘が飛び出す男もいた。彼ももう還暦だろうか。眉が薄く、頻繁にたばこを吸うやせ形の男で、しかし、彼は見栄っ張りなだけで実害はなかった。

同情を買うことが心地よかったのだろう。ニューヨークで事故に遭い、亡くなった恋人のことが忘れられないという作り話で、悲劇のヒロインになり切っている女もいた。だが、酔った時の彼女の口癖は、それと矛盾する「人間、そう簡単には死なない」であり、嘘を重ねる間に最初の嘘を忘れてしまう自滅型噓つきの典型で、可愛げもないではなかった。

あまりの馬鹿馬鹿しさに、公言を憚ってきたが、昨年、鹿児島話し方研究会なる集まりで朗読の講師を勤めた際、約束の金額より少ない謝礼が、現金ではなく商品券で支払われるという詐欺にあった。
会の代表だという高齢の女性に騙されたのであるが、会には規定の講師料を支払ったことにして、差額を懐に入れたのであろう。契約書のみならず、あらゆる書類を残さぬ手口で、以前も同様のトラブルがあったとのことから、常習犯のようである。
鹿児島にも、左様な人間がいるのかと残念に思う。

鹿児島の老婆を除き、上記の人を騙すことに吝かでない人たちには、共通の癖があった。爪を噛むことである。爪噛みは、幼少期に親の愛情を充分に受けられなかった人に見られる癖だと聞く。

そう言えば、寂しかったのだろうか。確かに皆、人懐こかった。
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2009年07月17日

バニラ&アーモンド

夜半に雨が降ったらしく、傾く向日葵に留まる雫が朝日を受ける。我が庭も小さな真珠に飾られ、珍しく色がある。
水を求めて休むのは黒揚羽である。音もなく現れた。

東京時代、季節を問わず我が家の冷凍庫にはハーゲンダッツのバニラ&アーモンドバーが常備されていた。だが、鹿児島でそれを売っているのは一部のコンビニのみで、それ故、見かけるとまとめ買いすることにしている。

昨日も一本いただいたが、このバニラ&アーモンドバーは、私の中の隠れたベストセラーである。

今日も暑くなる。

白鳥バレエのブログも更新しました。
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2009年07月15日

すべて上手くいく調子のいいヤツ

15年を超えるテイトのロン毛(一発変換出来た)暦を支えてきたのは、表参道のMANIという美容室のオーナーでスタイリストのマーちゃんである。
1年程前に我がブログで紹介したMANIだが、私が鹿児島に引っ込んでいる間にホームページをリニューアルしていた。

トップページに登場の“すべて上手くいく調子のいいヤツ(ちょっとエッチ)”という触れ込みの、ドライヤーをピストルのように構えた新キャラクターも、なかなかいかしているぞ。

日本の政治はいかしてないね。
posted by テイト at 16:36| Comment(2) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月09日

33℃

最高気温33℃とニュースが言った。
7月の鹿児島らしい毎日である。
それにしても、仕事の事務処理は膨大で、野暮用も途切れない。

*白鳥バレエのブログを更新しました。
http://ameblo.jp/shiratori-ballet/entry-10296532744.html
posted by テイト at 19:17| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月04日

Relâche(本日休演)



著者、風邪のため本日休演です。
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2009年07月03日

パリコレ


V&R.jpeg水道や電気同様、芸術も広く人々に行き渡らなければならず、一部のブルジョアのものであってはならないとする社会主義的見地から、例えばオペラ座へ粧し込んで出かけるフランス人は少ない。
オペラ座は、公共施設故、所得の高低に係らず気軽に出かけられなければならないのである。
そんなこともあり、ご旅行などで、パリの人々の服装の地味さに驚かれた方も少なくないだろう。

一方で、3月や10月に訪れた人が、やはりパリはお洒落な街だと錯覚を起こしたとしても不思議ではない。3月も10月もパリ・コレクション(パリコレ)の季節で、世界中のモード界の人々がパリに集結するからである。
私の印象では、今のフランス人は保守的で、色使いや素材で勝負するイタリア人や、ポップでユニークなファッションを着こなすイギリス人のセンスには敵わない。お洒落なのはパリの外国人なのだ。

さて、朝はどこそこのホテルで、昼には区役所の別館で、夕方には学校の体育館で、そして日が落ちるとチュイルリー公園の特設テントでと、パリコレの時期、招待状を手にしたファッション記者はパリ中を駆け回ることになる。
時間が早いほど若手デザイナーや小さなメゾンだったりで、ディオールなどの大手のコレクションは夜に発表される。

また、区役所や学校と言っても、日本のそれを想像していただいては困る。
大理石の床に、壁や天井に細かな細工が施されている元貴族の館だったりするからだ。
そんな歴史的建造物に設えられたランウェイを、森の中で出くわしたカモシカのように、頭が高いところにあるモデルが闊歩するのである。

そのモデルたちもコレクションの掛け持ちをするので、地図を片手にメトロに乗り込む、お人形のようなモデルと次の会場まで隣り合わせということもあった。金髪碧眼の彼女はノルウェイの出身だと言っていた。

http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10292494361.html
http://sitetate.exblog.jp/9938480/

2005年10月のヴィクター&ロルフの記事も参照下さい。
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2009年07月02日

平家物語をプロデュース

昨年、その素晴らしさについて寄稿したのは、高校の先輩の白鳥見なみさん率いる白鳥バレエの『ジゼル』のプログラムである。

鹿児島市からクラシック・バレエはもちろん、数々の創作バレエを送り出して60年の白鳥見なみさんが、もうステージに上がらないとおっしゃったのには驚いた。

今年11月21日と22日の両日、ファイナル・ステージとなる『平家物語』を予定しているというので、一肌脱ごうとプロデュースをお手伝いすることにした次第。

まずは情報発信ということで、ブログを開設したので、是非ともご贔屓賜りたい。
白鳥バレエ公式ブログ
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2009年07月01日

Pavane pour une Infante Defunte(亡き王女のためのパヴァーヌ)


2005年から2006年にかけての我がパリ時代については、このdionのブログに誌してあるので、例えば2006年4月のページなどを参照いただければと思う。

そのパリでは、ブログでも度々紹介しているRadio Classiqueというクラシック専門のラジオを聴きながら原稿を書き送っていたのだが、やはり自国の、つまりラヴェルやドビュッシー、サティなどフランスの作曲家の音楽が流れることが多かった。
また、彼等の音楽はパリの石畳や南仏の青い空、ブルターニュの波飛沫、そして滔々たるセーヌの流れにマッチするので、今も強く印象に残っている。

先月末はラヴェルの『Le Menuet antique(古風なメヌエット)』をご紹介したが、今日、何気なくテレビを見ていると、やはりラヴェル作曲の『Pavane pour une Infante Defunte(亡き王女のためのパヴァーヌ)』が流れてきた。カルピスのCMである。
リコーダーでの素朴な演奏にお気づきの方も少なからずいらっしゃるのではと思う。

が、オリジナルを是非とも聴いていただきたくYouTubeの動画を引っ張ってきた。
指揮は小沢征爾さんだ。
この曲を聴くと、燕が飛び交う6月の、いつまでも暮れないパリのオレンジ色の夕景を思い出す。
ラヴェル24歳の作品である。
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2009年06月28日

遠雷

無意識に心の澱みが撹拌されるのが夢であろう。舞い上がる上澄みにキラキラ輝くのは、功名心や虚栄心に緊張感の混合する俳優時代の記憶である。
演出家に転じて15年にもなるというのに、未だに舞台に上がる夢を見る。
それも、台詞はおろか、何という芝居の何役かも不明のまま、鎧やら羽根やらの大仰な衣装を着せられ、煌煌と照らされた舞台に仁王立ちしている夢である。

帝国劇場かバスチーユのオペラ座か。どうやら大劇場でのシェークスピアか時代劇らしく、城壁やギリシャ式円柱などの重厚なセットに囲まれている。客席が満員なのはそのざわめきでわかる。
スポットライトの眩しさに瞳孔がきゅっと閉じ、舞台中央で口を開こうとし、立ち往生するところで夢は途切れ、目覚めると安堵の溜め息を漏らすのが常だ。

しかし、激しい雷雨に見舞われた今朝のそれは、一つの真理を示唆するさらに踏み込んだものであった。
いつもの夢のように舞台袖で出番を待っていると、小太りでまぶたの重い、いかにも劇団の演出部にいそうな若い男性スタッフが涼しい顔で言い放つ。
「出番はもうありません」
メイクを施し衣装に着替え、役のために労を厭わず、まさに舞台に躍り出んというところで、出ずともよいとは何たる非礼。しかも、最終判決の如き"もう"と修辞された憎々しい宣いよう。
例によって、何の芝居の何の役だかもわからぬのに憤怒する私。
「プロデューサーを呼んで来なさい」
困惑顔の男に、怒りを押し殺し、そう伝えたところで、はっとして目覚める。

雨垂れが屋根を不規則に打っている。一瞬の閃光の後、遠雷が轟く。薄明かりの中、枕を裏返し、天井の板の目の幾何学模様を目で追うのは夢を反芻しているからである。

台詞などアドリブで繕うか、でなければ無言を貫くことで凌げるもので、かような焦燥など役があってこその贅沢なトラブルだ。
それに比し、出番がない、即ちあなたは不要であるとの、屈辱にまみれた救い難い宣告の、いかに残酷なことか。
払暁の夢は本当に怖いのは過ちではなく、期待されぬことであるとの私の意志をあぶり出したものであろう。

朝の空腹を感じぬまま洗面へ起き出る。雨脚はますます強まり、おそらく雷は海に落ちた。
posted by テイト at 23:20| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月27日

2009年06月24日

インターネット放送にて…2



動画は2008年1月に放送したもので、フランスの正月についてお話しいている。
先週ご紹介した2007年末の放送もそうだったが、この日も主宰のくんくんさんと衣装がかぶっているな。
posted by テイト at 21:44| Comment(2) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月23日

Menuet Antique(古風なメヌエット)



午前2時半。
就寝前には激しく窓を叩いていた雨もいつの間にかやんでいる。
かような時間に目覚めることもままあるものだ。
読みかけの小説を捲る気にはならず、家蜘蛛のように、夜の静寂にぽつ然と息をひそめるのも退屈で、意味もなく顔を撫でまわしながら聞いているのはラヴェルの『Le Menuet antique(古風なメヌエット)』である。
中世の騎士の厳冬の騎行を思わせる叙情的メロディーに、さらに目が冴えた次第。
元来はピアノ曲だが、今宵、私が耳にしているのはラヴェル自身が編曲したオーケストラ版である。
posted by テイト at 02:52| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月21日

長い一日

花咲き誇る広場は明るさを取り戻し、爽やかな風に燕が乗る。白黒コントラスト鮮やかなカササギが出窓を訪ね、街路樹のマロニエは喜ぶ子供のように一斉に青葉を伸ばす。パリを訪れるなら6月だ。

それも、音楽の日であったり、同性愛者のパレードがあったり、裏通りが蚤の市になったり、植民地を勝ち得た戦勝記念日だったりで街はお祭り騒ぎ、まさに不夜城と化す夏至の日なら尚更である。
緯度の高いパリでは、白夜に似た現象とサマータイム効果で、夜の帳が降りるのは11時頃だ。
旅人の一日は長い方が良い。

http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10284898322.html
http://sitetate.exblog.jp/9887848/
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2009年06月19日

指宿を歩けば

旬の紫陽花や、季節を先取りした向日葵、そしてハイビスカスが咲き乱れるのは、指宿が南国だからである。
午後になり、一時垂れ込めた雲も直に快復した。
小鳥のさえずりや、時折響く牛舎の牛の鳴き声を背に、農道を奥へ奥へ。
すると、名もなき花園があった。
もっと奥へ分け入ると、やがて海へ到達するのである。

http://www.exblog.jp/blog_logo.asp?slt=1&imgsrc=200906/19/03/d0130303_17352214.jpg#
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2009年06月18日

蜘蛛の巣

もう、20年以上も前になる。浅丘ルリ子さん主演で蜷川幸雄さん演出の『にごり江』が私の初舞台だった。寒い1月の日生劇場での公演で、日比谷公園が雪で覆われ、雲の上にいるかのようだった楽屋からの景色をよく記憶している。
劇場は黴臭く、照明に照らされた舞台から見渡すと、お客さんのシルエットの蠢く客席は夜の港のようであった。

劇場で成人の日を迎えた私にハンカチをプレゼント下さったのは、浅丘ルリ子さんである。以来、浅丘ルリ子さんは特別な女優さんだ。

アガサ・クリスティーの推理劇を舞台化した『蜘蛛の巣』の鹿児島公演が行われたのは昨夜のこと。
http://www.tohostage.com/kumonosu.html
鹿児島の演劇ファン、そして主演の浅丘ルリ子さんのファンが宝山ホール(鹿児島県文化センター)に集まった。

セットはイギリス風の豪華な館の一室を模している。重厚な書棚やきらびやかなシャンデリアが観客を現実の世界から引きはがす。
アガサ・クリスティーらしい、軽妙なやり取りで殺人事件は解きほぐされてゆく。
聴覚を刺激する劇中曲や、視覚的効果を狙った演出は少ない。それでも、約2時間の物語を飽きさせないのは、テレビでお馴染みの俳優たちの確かな演技の賜である。

結局、犯人は・・・
まだ、大阪と金沢の公演が残っているので、顛末を詳らかにするわけにはいかない。

小難しい顔をせずともいただける美味しいビストロのフランス料理のように、楽しく満腹になる秀作に満足げな客に紛れ会場を後にした。
演劇の余韻を味わったのはビストロならぬ、いつもの居酒屋である。焼酎のお湯割りが喉に染みる。
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2009年06月17日

インターネット放送にて…1



同級生のくんくんさんは、昨年まで『ゆくさ』というインターネットラジオを主宰していた。
私もパリから戻った直後の2006年秋から、時々出演していたのだが、2007年末の出演分が動画として残っていたのでご披露したい。
10分程の番組で、年末なので、話題はヨーロッパのクリスマスについてである。
posted by テイト at 15:52| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月16日

Il paraît plus jeune que son âge.(若く見える)

19世紀末のパリで銀行家として活躍したエドゥワール・アンドレと妻のネリ・ジャックマールが蒐集した美術品が展示されているのは、彼等の館をそのまま美術館とする『ジャックマール・アンドレ美術館(Musée Jacquemart-André)』で、凱旋門から西に、つまりオスマン通りを10分程歩いたところにある。

ここは常設展以外の現代美術の企画展もユニークで、また私には長いオスマン通りを『ギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette)』などのデパートへ向かう途中の憩いの場でもあった。

そのジャックマール・アンドレ美術館のカフェで撮った3年前の写真の私は、無精髭を蓄えているが、これはパリ仕様であり、日本でかような姿をお見せすることはまずない。

夏の日焼けの影響もありフランス人の老化は特に早い。私と同世代なら、男女とも私より一回りは年長に見える。
それ故か、日本では褒め言葉である『若く見える』ということに、パリでは『子供に見える』という別の解釈が加わることを知り、かような髭面になった次第である。
メジャーリーガーのイチロー選手が渡米に際し、髭を伸ばしたのと同じ理屈だ。

かの地では日本女性は特に若く見える。
美術館等、学生だと自己申告すれば学生料金で入場出来ることもままあるよ、マドモアゼル。

http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10281508555.html
http://sitetate.exblog.jp/9867273/
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2009年06月13日

昼下がり

黒煙が空を濁らせていた。
鹿児島県本土南端の指宿市から自宅のある鹿児島市へ、国道226号線を北上していたところ、鹿児島湾を臨む穏やかな海岸辺りの瀬々串というJRの駅の近くでバスは突然停止した。

サイレンけたたましく救急車が追い越してゆく。
「火事のため渋滞しています」
10人に満たない乗客だったが、運転手のアナウンスがあると、後ろを振り返り車列を確認したり、JRへ乗り換え出来ないか模索したり、それぞれの反応があった。
一様に時が止まったように感じていたことだろう。
クーラーが弱まり、車内も暑くなる。
少しずつ移動していたバスは20分ほどで火災現場へ辿り着く。
現場は国道沿いの民家だ。すでに鎮火し、白煙を上げる黒々と炭化した柱や梁の間で立ち働く消防士たちの表情に安堵の色も見える。

鹿児島市営動物園がある平川という町の手前で渋滞は途切れる。
バスは急いだ。

http://sitetate.exblog.jp/9854444/
http://ameblo.jp/site-tate-tale/entry-10279584177.html
posted by テイト at 11:35| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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